日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

休学してアメリカのリベラルアーツカレッジで教育を学ぶ学生。アメリカ留学2年間終了後、アフリカに行き、インド、南米の学校で働いてた。多くの教育関係者、海外に興味を持った方に読まれるブログを運営中。

「お金を貸してくれ」とホンジェラスで言われて素直に貸してみた

 

あなたは「お金を貸してくれ」と言われて貸しますか?

 

「それは時と状況による。」

 

と言うのが一般的だと思います。

 

それでは、

 

【ホンジェラス】で「お金を貸してくれ」と言われたら、

 

お金を貸しますか?

 

貸してくれと言われている金額は1万5000円です。

 

「貸さない」、「5000円だけ貸す」、「全額貸す」

 

という選択肢があるでしょう。

 

僕は素直に全額貸しました。

 

ここで条件を整理します。

 

相手:同じ学校でティーチングアシスタントとして働く大学2年生の女の子

 

理由:大学の学費を支払わなければいけないが、バイト(ティーチングアシスタント)の給与がまだ振り込まれていない。

  → 他の教員も同じことを言っていたため、給与の支払いが遅れているのは事実。

 

金額:1万5000円

 

自分と相手の関係:挨拶をしたり、雑談をする仲だったが、次の日に他の先生と一緒に遊びに行こうとなった。仲がかなり良いわけでもなく、仲が悪いわけでもない。

 

お金を貸してくれと言われるまでの経緯:

 

金曜日

 

次の何しようかな~と思って、例のその子に

 

「この島で言ったところいい場所あるかな?」

 

と聞いたら、

 

「ウエスト・ベイは絶対行ったほうがいい!」

 

と言われて、

 

「1人で行ってもたのしいかな?」

 

というと、

 

「1人ではつまんないかも。確かにこの島来て一緒に遊びに行く友達作るの大変だよね。よし、他の先生も誘ってみんなで行こう!その後は帰ってきてディナーだね。」

 

と言われ、「おお!優しい!」と思い、次の日が楽しみになりました。

 

ちなみに先週はダウンして一日中部屋の中にいたので、なおさら期待が高まります。

 

そしたら、その日の夕方ぐらいに

 

「いきなりちょっとこうゆうの頼むの変なんだけど、バイトの支払いが来なくて、大学の学費が支払えないんだよね。親とか親戚にも頼んだんだけど、ダメだって言われて。来週の月曜には絶対返すからかしてくれない。」

 

というメッセージが来ました。

 

おお

 

さあ、どうするか。

 

「今現金ないんだよね。ATMも使えるかわからないし、難しいかも。」

 

とやんわり断りました。

 

そしたら、秒速で

 

「じゃあ、一緒にATM行こう。私が教えてあげるよ。」

 

と言われました。その時は、自分はカフェにいたのですが、わざわざそこまで来るということ。

 

あんまり乗り気ではなかったものの、

次の日一緒に遊びに行くというのがネック

&給与の支払いが滞っていたのは事実

&大学の学費のため、

 

という理由のため、渋々了承しました。

 

フットワークが軽い&レスポンスが以上に早く(ここ大事)、すぐに自分のいるカフェまでわざわざ来ました。

 

そしてATMまで一緒に行き、1万5000円を手渡ししました。

 

この時、最悪お金が返ってこないかもしれないと覚悟をして渡しました。笑

 

「ありがとね。明日は2時くらいに行こう~。」

 

と言われ、少し町の案内をしてくれた後、家に戻っていきました。

 

土曜日

2時くらいに外出のため、それまでは家にいたら11頃に、

 

「一緒にいく先生から全然返信が来ない。これだったら二人でいくことになりそうだけど大丈夫?」

 

と言われ、「まあ、それでもいいだろう」と思い、その旨を伝えました。

 

そして、1時半前に、

 

「そういえばどこに集合する?」

 

とメッセージを送りました。

 

そしたら、

 

返信が返ってきません。

 

。。。。。

 

。。。。。

 

 

。。。。

 

そしたら、2時半ごろに、

 

「ごめん。お父さんの手伝いを急に頼まれて、日中は遊びにいけない。ごめん。だから、夜ご飯だけにしよう。」

 

と言われました。

 

おうおう。笑

 

そうゆうパターンね。笑

 

色々思うことはあるも、しょうがないなぁと思い、結局家にいてだらだらすることに。

 

そして、夜ご飯の場所の近くのカフェに行くことにしました。

 

ここから、返信が遅くなってきたことがポイントです。笑

 

「夜何時くらいがいい?」

 

と6時半くらいに聞かれ、

 

「7時半はどう?」

 

と返信しました。

 

そしたら、そのあと一向に返信が来ません。

 

7時半を過ぎました。

 

8時を回りました。

 

8時半を回りました。

 

。。。。。

 

。。。。。

 

 

返信はありません。

 

しかし、Facebookがオンラインなのです。笑(最近のFBは便利です。)

 

しかも、投稿をバリバリしてます。笑

 

確かにFBはみてるのには、メッセージは既読にならないという「わかりやす未読無視」です。笑

 

しかたなく、一人でご飯をたべその日は帰ることに。笑

 

ドタキャン&連絡無ドタキャンのダブルパンチを食らいました。

 

怒りの感情はあまり湧いてこないのですが、切なさをひしひし感じてました。

 

日曜日

アパートの人たちと、ビーチで一日シュノーケリング&ビーチバレーを満喫しました。

 

そしたら、携帯に

 

「昨日はまじでごめん。携帯お父さんの仕事場に置き忘れて連絡取れなかったの。。。ホントごめん、、、私本当はこんなドタキャンする人じゃないから。。。!」

 

と連絡が入ってました。

 

「いや、バリバリFB更新してたやん!!!」

 

と心の中で突っ込みをして、なぜこんな分かりやすい嘘をつくのかが謎でした。

 

そのメッセージにどう返信しようか迷っていたところ、返信するのを忘れて次の日「約束の月曜日」を迎えました。

 

月曜日

 

 

朝一番に、

 

「メッセージみた?土曜はごめん。お金は帰り、父さんが持ってくるからその時に渡すね。」

 

と言われました。

 

そして僕は正直ホッとしました。

 

なぜなら、「わざわざ自分からお金のことを話してきたから」です。

 

この日、「お金のことはまるで何もなかったかのように振る舞われるかもしれない」と思っていたので、朝一番にお金のことを言われたので、

 

「ああ、帰りには返ってくるんだ」と思いました。

 

そして、学校が終わるころに、その子に

 

「父親が来るまで、あと1時間くらいかかるみたい。この後、家まで届けにいくよ。あ、私そういえば明後日から本土に行かなきゃいけないの。」

 

と、言われました。

 

「これは、今日と明日やりすごしたら、その子逃げ切れるやつだ」

 

という疑惑が湧いてきました。

 

僕は学校の後はカフェに行く予定だったので、

 

「じゃあカフェにきてよ。」

 

と伝えて、別れました。

 

その後、カフェにいてもなかなか連絡が来ません。

 

3時間くらいたった後に、

 

「ごめん、お母さんが病院に入院して、付き添わなきゃいけなくて、今日いけるかわからない。」

 

おお。フラグが立ってきました。

 

・・・

 

この「登校中に妊婦さんに会って、助けてたので遅刻しました」というような話を聞いて、疑惑の念が湧きます。

 

その前に、「携帯を置き忘れてきた」というあからさまな嘘をつかれていたのでより一層疑ってしまいます。

 

なので、こちらから攻めていくことにしました。

 

「いくら遅くても大丈夫だから、今日家まで来て。現金が自分もなくなって、そのお金がないと学校にいけないんだ。今日返してくれるって言ったよね。」

 

と、理由をつけて返還を求めました。

 

時刻は8時を過ぎてましたが、これから家に本当に来るかは正直疑わしいですが、懇願をします。

 

そしたら、

 

「今日お母さんの付き添いを夜中ずっとしなきゃいけなくなった。明日絶対返す!!!」

 

と言われました。

 

火曜日

 

学校に行ってみると、、、

 

、、、、、、

 

そこには、彼女の姿はありませんでした。。。。。

 

。。。。。。。。

 

。。。。。。。。

 

その日は学校を休んだのです。。。。。

 

「まじか。。。。」

 

。。。。。。。。

 

彼女の逃げ切り成功です。

 

学校ではwifiが使えず、連絡をとれず、学校後カフェでメッセージを送りました。

 

「今カフェにいるけど、今日学校こなかったよね?」

 

と送りました。

 

もちろん既読はつきません。

 

。。。。。。。。

 

なんとなく途中から薄々感じてましたが、ショックです。

 

覚悟はしていたものの、実際にされるのは違います。

 

これはほかの先生に言ったほうがいいのか、どうすべきだろう。

 

んー。。。

 

なんか、怒りの気持ちよりも、悲しさのほうが強いです。。。

 

。。。。。。

 

。。。。。。

 

と、次の瞬間

 

「Mr. Masaki!!!」

 

と呼ばれ、その子がカフェに入ってきました。

 

手には封筒があります。

 

「はい、これ。遅くなってごめんなさい。」

 

と言われて、お金を返してもらいました。

 

!!!!!!!!!

 

返ってくるのか!!!!

 

もう既に諦めていたので、かなり嬉しくなりました!

 

「やっぱりなんだかんだ、人を疑うよりも信用することは大事」

 

「疑うことよりも信用したい」

 

と実感しました!!!

 

!!!!!!!!!

 

しかし、中身を見たら1万3000円程で2000円程足りません。

 

その子曰く、

 

「お金が足りなくて。。。残りの2000円は明日妹が学校に行って直接あなたに届けに行くわ」

 

と言われました。

 

「そうかそうか。」

 

とおもいながらも、大半のお金が帰ってきて喜んでいました。

 

「じゃあ、さようなら。色々ありがとう」

 

と言われ、彼女は本土(飛行機で2時間)に行ってしまいました。

 

水曜日

 

学校に妹は来ませんでした。

 

なんとなく、「来ないだろうな~」と思っていたのでまあ予想通り、という感じです。

 

いちおう

 

「妹今日来なかったけど、ほんとに来るの?」

 

とメッセージを送りました。

 

が、遅れません。

 

。。。。。。

 

。。。。。。

 

見てみると「このユーザーのページは見れません。」

 

となっています。

 

いきなりです。

 

????????

 

ネットで、調べてみると

 

「それはブロックされた状況」らしいです。

 

??????? ← 今ここです。

 

 

kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp

 

 

 

子どもたちを分断する「柵」。そして僕と彼らの「見えない壁」

 

今日学校に行くと、

 

「生徒たちが学校の外に行って、印刷をしなければいけないから付き添いをお願いね」

 

と頼まれました。

 

この時間は完全に授業時間ですが、先生が必要な印刷物のために生徒たちは学校の外の離れた文房具屋に行かなければいけません。

 

「いや、授業時間に生徒使ってやらせることではないでしょ。」

 

というのが正直な感想ですが、そうゆうところがルーズなこの学校です。

 

徒歩5分くらいの文房具屋に来て印刷が終わるのを待ってました。

 

そうすると、目の前に公立の学校がありました。

 

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今自分が通っている学校は私立の学校ですが、実際の生徒はほとんど公立の学校に通っています。

 

学校の前には、ガードが立っています。

 

そして、施錠がされて外に出られないようになってます。

 f:id:Finalist7:20180306144336j:image

これは、生徒が学校から抜け出さないようにという施錠です。

 

まるで「監獄」です

 

そして、僕の学校の生徒が中の友達と話してました。

 

f:id:Finalist7:20180306144250j:image

 

僕の学校の生徒はもともとは、この公立の学校にいて、2年前に転校してきたらしいです。

 

彼は、

 

「この学校ではほとんど何も学ばなかった。生徒たちは授業を聞かず、先生もやる気がいない。」

 

と教えてくれました。

 

この生徒は幸運にも、スポンサー(支援してくれるアメリカ人)を見つけたため、現在は僕のいる私立の学校に通うことができました。

 

彼はこの、「柵の外に出る」ことができたのです。

 

しかし、多くの生徒はこの柵の中にいます。

 

この柵の外に出ることができないのです。

 

この柵はただの柵ではなく、彼らの人生の障壁です。

 

「柵の外にいる彼」と「柵の中にいる彼」はかなり異なる人生を送るでしょう。

 

まるで、この「柵」が彼らの世界を分断してるようです。

 

この柵が、「よい教育をうけることができる」かを決め、それが将来の彼らの仕事、収入、生活などを決きます。

 

この柵はただの柵ではないのです。

 

彼らの人生を分断する柵なのです。

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そんなことを考えていたらもう一つ壁があるのに気づきました。

 

その壁は「見えない壁」です。

 

それは「自分」と「彼ら」の間にあります。

 

「写真を撮る自分」と「写真を撮られる彼ら」

 

「レンズを除く側」と「レンズの中の被写体」

 

この両者の立場は決定的に異なり、大きな壁がそこにはあります。

 

柵の「中の子」と「外の子」が異なるように、「自分」と「彼ら」の生活も大きく違います。

 

この壁を崩すことは可能なのか。

 

この壁をそもそもなくすほうがいいのか。

 

この壁を壊した先に見えるものはなんだろうか。

 

そんなことを考えた一日でした。

 

「自分の性格」は自分が思ってるよりも相対的である~2月の振り返り~

 f:id:Finalist7:20180301112611j:image

ホンジェラスで完全にダウンしてました。笑

 

初めての水深12mくらいのダイビングの後、夜なかなか眠れず、めまいを感じ、気分が悪くなり、次の日は一日中完全に家の中で寝て過ごすという日を送りました。笑

 

体調崩すのは2年ぶりくらいだったので、久しぶりに体調崩すと「健康」でいられることの有難みに気づきます。

 

でも、1日経つと忘れてしまうのですが、、、

 

そして、蚊と毎日戦ってます。

 

片足100匹以上に刺されたすえに、遂に、超強力スプレーを購入し、手足に振り掛けました。

 

超強力過ぎて人体にも悪影響が出ると聞いたのですが、結果は如何に。。。笑

 

そして、今日は2月の最終日(ホンジェラスではまだ2/28)なので、2月の振り返りをしようと思います。

 

2月の振り返り

 

2月は、ベトナム→ブラジル→アルゼンチン→ホンジェラスの4カ国を渡り歩いた生活。

 

この中で気づいたこと、感じたことは、「自分の性格、振る舞い、言動などは、ある程度は絶対的だが、かなり相対的である」ということ。時、物、状況によってそれらは変化するということ。そして、自分の“立ち位置”というものも環境とともに変わるということの再認識。

 

<ブラジル>

自分がブラジルにいる時、なぜか温かい空気を感じた。それはブラジルにいた時のホステルの人たちが非常に友好的で、温かく迎えてくれたのであるからという要因は非常に大きいだろう。また、ブラジルという国は人種的に非常に多種多様で、しかも多くの人種が平等に接せられていると感じた(かなり主観的だが)。これは、アメリカも様々な人種がいるが、人種ごとの階級がはっきりしていたのに比べ、ブラジルでは、ヒスパニックであろうが、アフリカ系であろうが、アジア系であろうが、平等に受け入れられた気がした。そんなホステルに滞在していた自分は、かなり自分の素を出すことができ、アホなことをしても受け入れられる安心感があったし、自分から積極的に声をかけて行くことを躊躇わず、この時の自分を形容すると"フレンドリーでオープン"だったと感じる。

 

<ホンジェラス(ロアタン島)>

この島は完全に白人が牛耳っている。お店を経営してるのも白人だし、観光客も白人。ビジネスをしてるのも白人で、現地の人は、ウエイターや料理人、クリーニングと低賃金の仕事に就くしかない。この島には、アジア系、アフリカ系は少なく、ヒスパニック系と白人で構成される。この二つの人種間の貧富の差は明確であり、一目瞭然である。この状況は非常にアメリカの状況と似ている構図である。白人層が社会を牛耳っていて、それ以外の人種は残りのパイを奪い合っている(アジア人は特殊なケースが多いが)。そういった白人に牛耳られているこの島でも、「日本人」というと多少の「尊敬の念」を抱かれることがある。これはやはり、上の年代が必死に努力して戦後の日本を立て直し、世界に名を馳せる経済大国となったり、「Made in Japan」のクオリティが常に担保されていたからだろう。ある日、お店でお代を支払わずに出て、慌てて戻ったが、「あなたなら帰ってくる気がしたわ」と温かく迎え入れてくれたのは、「日本人」という信頼があったからかもしれない。このように、他の国に行っても「日本人」と言えばある一定の畏敬の念を抱かれ、ポジティブな印象を抱かれるのは自分が持つ”プリビレッジ(特権)”であり、このプリビレッジはたまたま幸運にも日本人として生まれたから獲得したもので、自らの不断の努力の結果の末に獲得したものなどではない。と、この島でも日本人というと少なからずアドバンテージはあるものの、この白人に支配されたこの島は日本人の自分にとって、どことない「息苦しさ」を感じることがある。これはものすごく主観的なもので、こうゆう社会構造だと認知しているからこそ感じてしまうものかもしれないが、この「息苦しさ」はアメリカにいた時に感じたものと似ている。「息苦しさ」というこの半無意識的感覚は、「全然知らない場所にいきなり放り込まれて、他の人達の中に入れない」時に感じたり、また「自分以外全員が知っているが、自分だけ知らない話題について話され続けられる」といった一種の疎外感に似ている。そうした「息苦しさ」をどう攻略していくかを考えるのも面白いのだが、ともかくこういった空気は日本で自分が感じることが少なくなっていて、環境が変わるとその「息苦しさ」を体感する数が増減するというのを改めて感じた。そういった息苦しさを感じる状況にいる自分は、足が竦むことが多くなり"やや消極的"になっていると感じる。

 

 

ここから言えることは2つ。

 

1つ目は、「今の自分の立ち位置は今の環境にいるからであり、もし社会構造が変われば全く違う立ち位置になる可能性がある」ということ。

 

これは自分の行動、性格、社会的立ち位置は外的要因にかなり左右されていて、自分が思っているよりも絶対的ではないということ。また、今の立ち位置にいるのも、たまたまそのような社会構造だからであり、かなり"ラッキー"であり、かなり恵まれているのであり、それが当たり前ではないということ。自分の今いる状況は自分が頑張ったから当たり前といった必然性や因果性を感じてしまいがちだが、それよりも偶然性や非因果性を頭に入れる必要があること。

 

2つ目は、こういったことは「学校や教室でも全く同じ」であるということ。

 

クラスの中では元気のない子や、いつも怒られている子も「場」が変われば、水を得た魚のように目を輝かすかもしれない。教科が違ったり、やることが違ったら途端にやる気を出すかもしれない。また、学校の外だったらもっとイキイキしてるかもしれない。「教室」という場で見る子どもたちは、彼らの一面であって、一面でしかない。

 

こういったことは、以前にも何度か感じていたのですが、 いろんな国を回ってまた強く感じたので、文章に起こしてみました。

 

明日は学校行った後、ダイビングの資格を取ってきます!

 

 

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「当たり前のものがない」

 

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海外にいると「ない」という経験をします。

 

そうすると今まで「あった」ことのありがたみを感じられます。

 

よくないのは、温かいシャワーです。

 

スワジランドにいたときは「冬」でしたが、お湯が出ずに毎日水を電気ケトルで温めて水と混ぜていました。

 

ホンジェラスの今いるアパートでも最初の3日間はお湯が出ず、冷たい水のシャワーを浴びていました。

 

4日目に、ようやく「温かいシャワー」が出て、「いつも当たり前にあったもの」

の素晴らしさを噛み締めました。

 

そして、今ないのはwifiです。

 

家のwifiルーターが壊れていて、5日間ほどwifiが使えない状況です。

 

いつどこでも接続できたインターネットがない生活。

 

今まではないのが当たり前だったのに、いきなりなくなるとかなり不便に感じてしまいます。

 

しかし、「インターネット」を手にいれたら、SNSをすぐ確認して15分くらいには、「何しよっかな?」とあんなに求めていたインターネットで何するか忘れてしまいます。

 

「本当にインターネット必要だったんだっけ?」

 

と思わされます。

 

でも、やはりないとほしくなります。笑

 

不思議ですね。笑

 

あとは、いつも食べ慣れていた「食事」もなくなります。

 

他の国で食べる「食事」は美味しいものも多いです。(そうではないのも多いですが)

 

しかし、帰国した後に食べた、「家のごはん」は衝撃的でした。

 

自分の求めている

 

「これだ!!!」

 

という味がそこにあるのです。

 

「おふくろの味」の威力は半端ないです。笑

 

あと、「気軽に会える友達」も「ない」です。

 

日本ですぐに会えた友達や何気なく遊んでいた友達も外にいくと「ない」です。

 

その場にいると「当たり前」になってしまいます。

 

「ありがとう」の対義語は、「当たり前」らしいです。

 

「当たり前」だったのが、急になくなり「ありがたみ」を感じます。

 

昨日は、今までになく衝撃的な「いつもあるもの」がなくなる体験をしました。

 

それは

 

「空気」

 

です。

 

いつも当たり前に、無意識に感じている「空気」がないという感覚。

 

ものすごく不思議な感覚で、すぐ息が切れて、「空気がほしくなりました。」

 

過呼吸」気味になったり、

いつもより疲れたり、

不安になったり、

 

全く新しい気分でした。

 

おかげで、普通にしている時も「空気」について少し敏感になりました。

 

、、、、、

 

今日も、ダイビングに行ってきます!

ホンジェラスの学校で気づいた英語教員として自分にできること

 

 

今日は遂にホンジェラスの学校に行ってきました。

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海辺に接している学校です。

 

ホンジェラスの学校と言っても、島の私立のインターナショナルスクールなので、ホンジェラスの平均的な学校ではありません。

 

親が私立に通わせるお金があるか、又はスポンサーを受けている子どもが通ってます。

 

スポンサーを受けているとは、アメリカ人から支援されて学校に通ってるということです。

 

見ず知らずの人が、他の国の子どもの学費を払うとは日本にはあまりない文化なのでなんだか不思議な感覚です。

 

そんな学校で約3週間ボランティアをします。

 

僕が考えたこの期間のテーマは

 

「生徒に異文化を体感させる」

「英語を英語で教える練習をする」

 

です。

 

「生徒に異文化を体感させる」

 

は、自分が日本人であるからこそできることで、生徒が他の文化を知り、彼らの世界が少しでも広がればいいなと思います。

 

学校にもちろん日本人はいませんし、島で日本人にもまだあってはないので、おそらく日本人は1人だけです。笑

 

ホンジェラスの文化とは異なるバックグラウンドを持つ人と身近に接することで、生徒たちが異文化を知り、少しでも新たな知識や新たな思考方法を獲得できたら良いなぁと思います。

 

もう一つのテーマは、

 

「英語を英語で教える練習をする」

 

ことです。

 

学習指導要領には、原則英語の授業は英語で行うと示されてますが、自分は日本語で英語を習ってきたので、いまいちしっくりこないところもあります。

 

なので、インターナショナルスクールという「英語で教え、英語で学ぶ環境」で、どう子ども達が英語を学んでいるか見てきたいと思います。

 

 

 

 

早速学校にいくと、子供達が

 

「新しい人がきた!」

 

という興味津々な眼差しを向けてきます。

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このパターンは、アメリカ、スワジランド、インドと経験してきたのでもう慣れました。笑

 

教室で日本について少し紹介してくれる、というこれもまたお決まりのことを言われたので、

 

今まで何度もしてきたように

 

日本の地理や気候、食べ物、言語などをさらっと紹介します。

 

その後は、一対一で英語の個別指導をしました。

 

生徒は他の学校から転校してきたばかりの6年生の女の子。

 

両親が彼女にもっと英語を勉強してほしいと思ったため最近転校してきたようです。

 

他の公立の学校ではスペイン語で教えられるため、彼女は英語はあまり得意ではない様子。

 

先生は、

 

「英語の文法の指導をしてほしいけど、それよりも英会話をしてあげて。彼女はなかなか英語で話そうとしないから」

 

と僕に伝えました。

 

なので、僕は彼女と個別授業をする時に、

 

スペイン語はわからないから、英語で話してね。じゃないとわからないからね。」

 

と言いました。

 

彼女は半強制的に、英語を使わなきゃ行けない状況に置かれました。笑

 

普段の授業では先生や周りの生徒がスペイン語を分かるため、英語を最悪話さなくても意思疎通ができるみたいですが、僕と2人の時は英語で話さなければいけません。

 

この状況こそ、

 

「英語を使わなきゃ行けない本物の場」

 

だなぁと思いました。

 

「言葉が言葉として機能する。」

 

「言葉を話す意味がある。」

 

「言葉を通じて、気持ちや意思疎通を図る。」

 

そんな状況があり、その場こそ言語を使う最適な場だと思います。

 

そういった状況で僕と生徒は英語でやり取りをしました。

 

そして、あまり普段話さない彼女に、「自信をつけさせること」セーフティーネットを張る」ことを意識して英語を話させるようにしました。

 

「自信をつけさせること」

 

「自分は英語を勉強し始めたのは彼女よりもずっと遅かったこと」、

 

「彼女の英語力はその年齢の自分の英語力より大幅に上回ってること」を伝え、

 

このまま勉強して行けば絶対に大丈夫だよと伝えました。

 

また、「セーフティーネットを張る」というのは、

 

間違えたり上手く説明出来ないことを受け止め、肯定してあげるということです。

 

誰でも最初は話すのを難しいということに共感してあげて、上手く説明出来なくてもじっと話を聞いてあげました。

 

その結果最終的には、かなり自分のことを英語で話してくれたり、たくさんの質問を僕にしてくれました。

 

生徒がチャレンジできるようにするには、「失敗しても安心である場があること」が必要である思います。

 

また、自分は彼女の状況が痛いほどわかります。

 

話したくても話せない、周りができるけど自分はできない、

 

そんな状況に自分もいたので、彼女の葛藤がよくわかります。

 

バイリンガルやネイティブスピーカーではない自分こそができるのは、こういった同じような立場にいる生徒を助けることかなぁと思います。

 

英語教員になってできることはこんなことだと思ってます。

 

1日目の振り返りでした。

 

 

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ホンジェラスで彼に騙されに「いき」ました。。。騙す彼は悪人か? 

 

アルゼンチンから一転、現在ホンジェラスのロアタン島にいます。

 

ホンジェラスはここです。

 

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そして、ロアタン島はここです。

 

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この島はきれいな海で、安くスキューバダイビングの資格が取れることで有名です。

 

僕はこの島の学校で三週間ボランティアをするのですが、今日は休みなので早速海に行ってみました。

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海の水は透き通るほどきれいです。

 

そして、海の水はしょっぱいのだなぁと久しぶりに感じました。

 

海で泳ぐのは久しぶりです。

 

海で泳ぐの楽しい!!!!

 

楽しい!!!!

 

楽しい。。。。

 

。。。。。

 

のですが、30分ほどで飽きてしまいました。笑

 

なぜなら、一人だからです。笑

 

いくらきれいなビーチだからといって一人だと寂しいものです。

 

そこでしばらくぷかぷかしていると、現地の人が一人でいるのを見かけました。

 

彼も一人で海で泳いでいました。

 

なので、僕は

 

「少し奥のほうまで泳ぐのは危険?」

 

と話しかけました。

 

ポイントは、僕から話しかけたことです。笑

 

自分からいきました。

 

そしたら、彼は英語を話さなくスペイン語で返答してきます。

 

よくわからないですが、なんとなく会話をします。

 

僕は、あいさつ程度のスペイン語しか話せないですが、多くの単語がフランス語と近いため、なんとなく会話ができます。

 

何を言ってるかわからないこともかなりあります。笑

 

この何を言っているかわからない感覚というのは久しぶりな気がします。

 

英語を使えるようになってから、いろんな人と話せるようになって

 

「相手の言ってることがわからない」

 

という感覚が少なくなってきました。

 

なので、「相手が何を言っているかわからない感覚」というのは久しぶりでした。

 

そんな中で、少しでもコミュニケーションが取れた瞬間はうれしいものです。

 

その、「意思疎通ができた瞬間」が楽しいなぁとつくづく思います。

 

そんなことも思いつつも、彼が延々と20分くらい話し続けると、意味が全然わからなくなってきたので、

 

「ヴァモス(Vamos)!」

 

と知っている数少ない単語を言いました。「Let's go!」という意味です。

 

そして、一緒に泳ぎました。

 

海岸からできるだけ遠くまでいきました。

 

そこで、彼は水の上で寝ました。

 

水の上で寝るというのは、水の上でぷかぷかするというものです。(表現が拙くてすいません。笑)

 

彼は簡単にやりますが、「水の上で寝る」というのが難しく僕は体が沈んでしまいます。

 

体の力を抜いて、手を横に伸ばして、体を海に授けます。

 

30分くらい格闘して、体をまっすぐするように意識するとちょっとできるようになりました。

 

「水の上で寝る」というのはまるで海と一体化する感覚大自然を全身で感じられます。

 

その後は、海の上にあった使われなくなった小型の船にも乗り込みました。

 

船には飛び込む台があり、そこから海へ飛び込んだり、海辺でカニをいっしょにさがしたしりました。

 

地元の人と仲良くなるとそこでしかできない体験ができます。

 

南国を楽しんでます。笑

 

そう思ってました。

 

 

おなかがすいたので

 

「おなかがすいたポーズ」と

 

さむかったので、

 

「寒いポーズを」

 

してました。

 

僕はシャツを着ていなかったので、

 

ショップに連れて行ってもらい800円ほどのTシャツを買いました。

 

そしたら、一緒にいた彼が服を選び始めて

 

「俺はこれがいいなぁ」

 

と体で表現しています。

 

彼はお金はもっていません。

 

しかし、その服を着てそのまま店を出て行こうとします。

 

そうするとお店の人が

 

「買うならお金を払ってね。」

 

と当然のことを言います。

 

そしたら彼は僕のほうをじっと見て、何かを訴えています

 

この展開はまさか、、、

 

お店の人も僕のほうを見てきます、、、

 

、、、、、、、

 

、、、、、、

 

出た言葉は

 

「Sure...」

 

でした。

 

800円払いました。

 

彼は嬉しそうにしてます。笑

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僕の笑顔はひきつっています。

 

そして、おなかが減っていた僕を、レストランンに連れて行こうとします。

 

彼は高そうなレストランに連れていこうとします。

 

この後の展開はだんだん読めます。

 

また僕が払うパターンです。

 

ここで、「もう帰る」ということもできました。

 

しかし、それもなぁと思い、一番安そうなレストランで200円ほどの食事を2人前頼みました。

 

このぐらいならいいだろうと思いましたが、

 

彼はちゃっかりファンタも注文しました。笑

 

もちろん、彼は払いません。

 

もちろん、僕が払います。

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彼は満足そうです。笑

 

僕はかなり複雑な気持ちです。

 

友達になれたと思ってたら、「お金」が絡んだ瞬間に二人の関係は友達ではなくなってしまったからです。

 

この瞬間に

 

「お金を払う側」「お金を払われる側」

 

という新たな関係になってしまいました。

 

これは、二人がもう対等ではなくなってしまったということです。

 

現地で早速できた友達だと思っていたのに。。。

 

また明日も一緒に泳げるかなぁと考えていたのに。。。

 

彼と話すために、スペイン語をがんばろうと思っていたのに。。。

 

残念です。。。

 

しかし、彼を一方的に責めることもできなく、それがまたもどかしいです。

 

 「お金を払わせるなんて彼は悪い奴だ」

 

と言うのは簡単ですが、その裏には様々な問題がありそうです。

 

彼が悪い人にはどうしても思えなかったこと。

 

彼をそうさせる環境、取り巻く状況、社会構造。

 

島にいる多くの貧しい人と、移住してくる裕福なアメリカ人や移民。

 

島に「自分は訪れる側」、そして「彼は訪れられる側」という「差」

 

仕方がないという言葉では片づけられないですが、そういった様々な要素を含めて考えるとやはり「彼が悪い」とは僕は思えないのです。

 

そうすると何が悪いのか、何が正しいのか、という葛藤に苛まれます。

 

ホンジェラスの初日はこんな一日でした。 

 

 

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「アルゼンチンは安全」と言った20分後にひったくりに遭遇

アルゼンチンタンゴの次の朝。

 

ホステルであった人達と朝の市場に行こうとなりました。

 

ロッコイスラエル、韓国、日本という国際色豊かな4人のメンバーです。

 

本当はここに、イギリス、ベネズエラ出身の人達も行こうとなってたのですが、夜中ま

でパーティーをしていたため朝連絡が取れず脱落。笑

 

市場に4人で向かっていたら、イスラエル人が

 

「携帯をホステルに忘れてきた。」

 

と言ったので、その人とモロッコ人はホステルに戻り

 

僕と韓国人の女の子で市場に行くことに。

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しばらく市場を探索した後は、アルゼンチンで有名な墓地に行くことにしました。

 

墓地に行くのに交通手段としては、ウーバー(タクシーのようなもの)を使うか、バスか電車を使うかの3つの選択肢があります。

 

どうするか聞くと、

 

「昨日調べたら、電車がいいみたい」

 

と言ってたので、電車で行くことになりました。

 

しかし2人とも電車初めてでした。

 

僕は昨日バスを初めて乗ったのですが、バスに乗るにはスイカみたいなカードが必要みたいです。

 

昨日それを知らずに乗り込んでしまいました。笑

 

そうすると、大学生の男の子が助けてくれて、さらっと僕の分まで払ってくれました。

 

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イケメンですね。

 

こうゆう男子がタンゴで女の子と踊れるのでしょう。笑(昨日のをまだ引きずっている。笑)

 

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それはともかく、初めての電車を乗りました。

 

僕はウーバーをよく使うのですが、彼女に聞いて見ると

 

ブエノスアイレスは安全だから大丈夫だよ」

 

と言ってます。

 

チリで一緒に旅していた友達と別れて一人で女子旅をしている彼女はさすが肝が座ってます。

 

電車に乗ると案外きれいで、ガラガラでした。

 

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目的地の墓地に行くまでに乗り換えを1回しなきゃいけなかったのですが、日本の電車を乗り慣れてる僕は2路線間の乗り換えなど余裕です。

 

 

「こっちじゃないかな。」

 

といって乗り換えの連絡通路を歩いていたら、

 

一人のアフリカ系の男の人が猛スピードで目の前から走ってきます。

 

身長が高く、長いストロークの彼の走りは精錬されています。

 

と、走りに関心してる暇もなく

 

嫌な予感がしました。

 

なぜなら、彼を5人くらいの人が追いかけてきているのです。

 

「待てーーーー。」

 

みたいなことをスペイン語で叫んでいます。

 

僕らはとっさに端に避けましたが、

 

彼が手に何か持ってるのをみえました。

 

そして追っかけてるのが、旅行バックを持った人達と、

 

その後ろに警官が彼を追いかけてました。

 

旅行者の持ち物を奪った男の人を、警官とその他の人が追いかけているのでした。

 

警官が追いかけているのですが、男の人のほうが断然早く全然追いつけなさそうでした。

 

その間わずか30秒くらいでしたが、一気に僕たちは「ここは自分の国ではない」ということを思い知らされました。

 

ほんの20分前までは、ブエノスアイレスは安全〜と言ってた彼女も、

 

「前言撤回。危険だわ。」

 

と言ってました。

 

油断大敵です。

 

より気を引き締めて、有名な墓地に向かい無事に到着。

 

アルゼンチンのこの墓地はまるで小さな街みたいでした。

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アルゼンチン最終日に気を引き締められるような出来事に会いました。

 

さて、これからはホンジェラスの学校でボランティアをしに行きます!

 

 

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アルゼンチンタンゴで女の子にShall we dance?と言ってみたら断られた

 

 

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朝3時の飛行機でアマゾンから、サンパウロを経由してアルゼンチンのブエノスアイレスに向かいます。

 

本当はバスで移動をしたかったのですが、突然の予定変更のため飛行機で向かいます。

 

空港でまたこの人を見かけました。笑

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この人を知らない人はこちらから。笑

 

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アマゾンは最後までこの人がいるのかと思い知らされました。


アルゼンチンには朝着き、市内観光です。

 

なんと日本の自分が働いていたホステルでお客さんとしてきてくれたアルゼンチンの方が案内してくれました。

 

宿泊してくれた時に、

 

「アルゼンチン今度いくかもしれない!」

 

と言ったら、

 

「来る時連絡してね!案内してあげるよ。」

 

と言われました。

 

あるあるの会話ですね。笑

 

あるあるすぎて、もはや社交辞令の域です。

 

向こうもまさかアルゼンチンまで本当に来るとは思ってなかったでしょう。

 

でも、僕は本当にアルゼンチンに行き、本当に案内してもらいました。笑

 

パレルモという裕福な人が住むエリアをみたり、

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逆に貧しい人が住むボカなどを見ました。

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ボカはサッカーでも有名で、マラドーナがプレーしていました!

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また、アルゼンチンは「ドゥルセ・デ・レーチェ」が有名らしいです。

 

これが本物のキャラメルだと言って、僕らが普段食べるキャラメルめよりも甘いです。

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チョコの間にドゥルセ・デ・レーチェが挟まってました。

 

また、一緒に言ったお店のクレープの中にもたっぷり入っていました。

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激甘でしたが甘党の僕にはぴったりでした。


そして、夜はタンゴレッスン&ディナー&タンゴ鑑賞です。

 

タンゴとはアルゼンチンの伝統的なダンスです。

 

他のダンスと違うのは、何と言っても男女の距離が近いということです。

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かなり近いです。笑

そのタンゴレッスン体験に一人で行くということはどうゆうことかというと

 

知らない女の人とおそらく組むだろうということが予想されます。

 

半分ドキドキ、半分ワクワクしながら行きました。笑

 

どんなアルゼンチン美女と踊るのか。

 

いやいや、アルゼンチン人とは限らないぞ。

 

自分みたいに独りで来る海外の旅行者がいるかもしれない。

 

色々妄想が膨らみます。

 

汗を若干書いていたので、シャワーを浴びて、シャツをきました。

 

準備万端です。

 

ホステルにバスが来ました。

 

バスに乗り込むと老夫婦が2組乗っていました。

 

この時点から違和感を感じ始めました。。

 

そうすると続々と老夫婦がバスに乗ってきました。

 

この展開はもしや。。。

 

ここで悪い予想が2つできました。

 

1つはこのタンゴレッスンは年齢が高めの人用ではないかということです。

 

もう1つは、このタンゴレッスンはペアで来るものではないかというものです。

 

一人で来る人は僕の他にはいないのではないかという怪しげな雰囲気がし始めました。

 

タンゴレッスン会場に来ると、続々と老夫婦カップルが到着しはじます。

 

やはりこれはカップルで来るやつなのか。。。

 

しかし、ちらほら一人だけで来てる人、そして若めの人もちらほら見つけて安心しました。

 

レッスンが始まると、最初は男だけがステップの練習です。

 

「1、2、3、4、5、6」

 

と言って、男の人が踏まなきゃいけないステップを練習します。

 

その後は、女性がステップを練習します。

 

そして、先生が

 

「じゃあベアを組んで」 

 

スペイン語で言いました。

 

カップルで来てる人はもう言わずもがなです。

 

そしてちらほら一人で来てる人たちは狼狽え始めます。

 

一人で来てたのは、若めのアルゼンチン女の子2組、白人系の男の子1人、僕、奇妙な動きをしている中国人のおじいちゃんです。

 

しばらくして、アルゼンチンの1人の女の子と、白人系の男の子のカップルが成立しました。

 

残りは、もう一人のアルゼンチンの女の子と中国人のおじいちゃんです。

 

周りを見てみると、同性同士でペアになってる人もいました。

 

なので、同性でもオッケーみたいです。

 

しかし、中国人のおじいちゃんとは組みたくなかったぼくは、

 

アルゼンチンの女の子に

 

Shall we dance?

 

と声をかけました。

 

「Shall we dance」

 

有名なフレーズですね。

 

さらっと気取らない感じで言いました。

そしたら、

 

「I'm good.」

 

と言われて、撃沈しました。笑

 

彼女は参加せず、ただ見ることを選んだのです。

 

いや、参加しないんかい!

 

このプログラムはレッスンとディナーとタンゴのショー全て含まれていて、その分ただタンゴを見るだけよりも高いのです。

 

お金払ってるのに、参加しないんかい!

 

となりにいるのはヨボヨボしている中国人のおじいちゃんです。

 

流石におじいちゃんにShall we danceというわけにも言わず、

 

3人でただタンゴレッスンをみるはめに。

 

アルゼンチン美女が。。。 

 

こんなはずではなかった。。。

 

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暇をしてたので取った写真です。

 

その後はディナーでしたが、なぜか自分たちのテーブルだけ飲み物が30分来なかったり。

 

ショーが始まるのが1時間遅れたりしました。

 

そしていよいよ待ちに待ったタンゴショーです。

 

しかし、フライトの疲れとアルコールが身体に回って

 

瞼が重くなってきました。

 

いや、タンゴレッスンを受けれなかったし、ディナー出てくるのなぜか遅いし、タンゴショーは目に刻みつけるぞ。

 

と思ってましたが、強い睡魔に襲われます。

 

うとっとして、目を開いて。

 

うとっとして、目を開いて。

 

拍手で目を覚ましているうちに、ショーが終わりました。。。

 

ショーが終わりました。。。

 

起きている時に撮った写真です。

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なんかやるせいない気持ちになった一日でした。笑

 

これもアルゼンチン体験ですね。

 

ブラジル体験はこちらから。

 

 

 

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アマゾンを全身で体感!~ツアーの後の思いがけない展開!!!~

 

着いて二日目に早速アマゾン1日ツアーに行きました。

 

本当はジャングルの中に泊まるツアーがあって、そっちに行きたかったんですが、時間がなく今回は断念。

 

しかし、1日ツアーでも色んなイベントがあり、アマゾンを満喫できます。

 

 

まずは、世界最大の淡水魚のピラルク釣り体験。

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ジャングルの中にも少し入りました。

 

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そして、アマゾン川に入ってピンクのイルカタッチ。

 

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アマゾンの川はなんと温かったです!!!

 

先住民との交流。

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そして、2つの川が合流して、しかも交わらないポイントへ。

 

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黄色の川と黒色の川が交わらなくて神秘的な光景を作り出しています!!

 

この光景を見たかったので、見れて感激です!!

 

一日でアマゾン満喫。。。。

 

しかし、ツアーは色んなものいいとこ取りがされていていいんですが、なんか物足りないというか、なんかすごいパッケージされてる感がありました。

 

(安全なのですが。。。。)

 

 

夕方5時にツアーが終わり、飛行機が次の日の朝の3時なので、かなり時間がありなんかできないかなぁと思ってました。

 

しかし、遅い時間にどこかで歩くのも危ないしどうしよう。

 

と思っていたら、一緒に行動していた中国人の男の人がなんだか物足りなさそうにしてました。

 

「夕方の5時に終わるのは早すぎる。俺は1日しかアマゾンにいないからもっと楽しみたい!!!」

 

と言ってます。

 

この人です。笑

 

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ちょうど僕も、もう少し何かしたいなぁと思っていたので、ガイドの人に聞いてみたら、夜にクロコダイルウォッチングがあると教えてくれました。

 

しかし、、、、

 

そのツアーは、4時に出発してもう参加できないとのこと。。。

 

そこで、「今からできないか?」と交渉に入りました。

 

そしたら、例の中国の男の人が加勢してきました。笑

 

「俺は1日しか滞在しないんだ。なんでもいいからツアーをしてくれ。」

 

と片言の英語でまくし立てます。

 

20分ぐらい交渉した結果。。。。。

 

。。。。。

 

。。。。。

 

クロコダイルウォッチの交渉成立しました!笑

 

そして、僕とその中国人だけの完全独占ツアー開始です!!!

 

クロコダイルウォッチツアーとクレイジーな中国人の印象が強すぎで、それまでのことの印象がかなり薄れています。笑

 

しかし、1つ問題が。。。。

 

僕とその中国人の携帯の充電はもう切れそうです。

 

二人ともホテルに充電器を置いてきて、しかもホテルに戻る時間もなくピンチです。

 

そこで、中国人は近くのタクシーの運ちゃんを捕まえて、

 

「俺たちの写真を撮ってくれ。そして、一緒に来てくれ!!!!」

 

といって、運ちゃんを巻き込みました。笑

 

運ちゃんはこれからディスコに行く気まんまんで、イタリア製の高級な靴を履いていたのですが、そんなのにお構いなく巻き込まれています。

 

靴を見せる運ちゃん

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メンバーは、僕、中国人、タクシーの運ちゃん、船のドライバー

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と、途中でクロコダイルを見つける現地のガイドが乗り込んできました。

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タクシーの運ちゃんは

 

「今頃女の子と踊ってるはずだったのに、俺は今クロコダイルの写真を撮るためにチャイニーズとジャパニーズと一緒にいる」

 

とぶつぶつ言ってます。笑

 

クレイジーな中国人も

 

「クロコダイル、フォト、フォト、フォト!パッ、パッ、パッ!!そして、ホテルに戻ってディスコだ!!」

 

とよくわからんことを言ってます。笑

 

そして、クロコダイルがいる場所の近くに行き、日が沈むのを待ちます。

 

タクシーの運ちゃんは

 

「俺はここに住んでいるが、今までクロコダイルを見たことがない。なぜなら、夜は蚊くて川に来るのが嫌いだからだ」

 

とまだ言ってます。

 

1時間ほど待って、、、

 

ライトで明かりを照らし始めます。

 

クロコダイルの目が反射して光り、見つけれるそうです。

 

みつからないまま1時間半ほど経過。。。

 

「野生動物を捕まえるバラエティー番組」によくある展開ですね。笑

 

そして、見つからないままタイムリミットが近づいてきます。。。。

 

 

 

はたして、見つかるのか?みつからないのか。。。

 

続きはウェブで、、、

 

、、、、、

 

、、、、、

 

ではなく、最後までちゃんと書きます。笑

 

 

日が暮れてあたりが完全に暗くなってきました。

 

アマゾンの中心で小さいボートに男5人。

 

明かりを消して息を潜めて待っています。

 

いつしか、タクシーの運ちゃんも真剣な表情になってきています。

 

真っ暗の中。虫の鳴き声や、鳥の鳴き声が夜になって大きくなって来てます。

 

アマゾンの川の匂い

 

水の音

 

動物の鳴き声

 

空の星

 

「これが本物のアマゾンだ」

 

とツアーでは感じれなかったアマゾンを全身で受け止めています。

 

そしたら、ガイドが

 

「こっちにこい!!あそこにいるぞ!!!」

 

と言いました。

 

言われたほうを見てみると、そこには、

 

、、、、、

 

何もいないです。

 

「あそこだ、あそこだ」

 

と言われてみてみても、全く見えません。笑

 

視力の違いに絶望します。笑

 

 

この人はどんな視力をしてるんでしょうか。笑

 

そして、ゆっくりと近づいていきます。

 

船が止まり、しばらくしたら、

 

ガイドが水の中に飛び込みました!!!!

 

そして、川を見るとガイドが手にクロコダイルをもっています。

 

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素手で捕まえてました!!

 

 

全長は60cm程の小さいクロコダイルでしたが、みんな興奮してます。

 

一番興奮してたのは、タクシーの運ちゃんで

 

「おれはクロコダイルを捕まえたのは初めてだ!!!!」

 

といってテンションが上がってました。笑

 

僕も掴ませてもらいました。

 

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暴れてたのでしっかり掴まないと逃げられそうでした。

 

クロコダイルを見るだけかと思っていたら、なんと捕まえて触ることができるとは!

 

「アマゾンにいる」と強く感じた瞬間でした。

 

これで本当に満喫できました!!

 

クロコダイルと戦った戦友みたいな感じで、気が付いたら中国人と運ちゃんとものすごく仲良くなってました。笑

 

このあとみんなでご飯に行きました。 

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そして、この二人はディスコに行くといって夜の街に消えていきました。

 

明日はブエノスアイレスに行きます!

 

 

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アマゾンで髪を切ってみた

 

 

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アマゾンについた次の日にやらなければいけないことは二つありました。

 

一つは、洗濯です。

 

洗濯がたまっていて、本当はサンパウロでする予定だったのですが、コインランドリーの近くまで行ってもカーニバルでしまってたので洗濯ができませんでした。

 

サンパウロの近くには洗濯できる場所がなく、マナウスで洗濯できる場所を探すしかありませんでした。

 

ホステルの人に聞いたら、ホステルで洗濯ができるとのことだったので早々に一つ目のミッションは完了です。

 

二つ目は、髪を切ることです。

 

日本で髪が長くなってきたので髪を切ろうと思ってましたが、どうせならブラジルで切ろうと思ってました。笑

 

そしたら、サンパウロの床屋などもカーニバルでしまっていたので、結局アマゾン川の始まりであるマナウスで切ることになりました。

 

近くで床屋があるか聞くと

 

「この道をまっすぐ行ったさきにあるよ。今日は開いてるよ」

 

とホステルの人が教えてくれたので、そこに行ってみることにしました。

 

そして、髪を切りました。

 

 

その結果は。。。。

 

。。。。。

 

。。。。。

 

の前に、今日の市内観光をします。笑

 

アマゾンのマナウスはここです。

 

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二つの川の合流地点で、町はかなり発展しています。

 

町の雰囲気はこんな感じです。

 

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市内には、オペラハウスがあり館内を探索できました。

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大きなアサイアイスクリームも食べました。

 

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そして、夜はアマゾン川に生息する「コロソマ」を宿に泊まっていた日本人のりゅうくんと一緒に食べました。

 

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りゅうくんは、バイクで南米を旅していたというファンキーな大学生です。笑

 

最初今までに嗅いだことがないアマゾンの匂いがする魚でしたが、食べれば食べるほどはまっていきおいしかったです。(りゅうくん)

 

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すっかり完食です!

 

そして、髪の話に戻りますが、

 

beforeはこんなかんじでした。

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髪がだいぶ伸びきってますね。

 

そして、ポルトガル語しか話せない床屋のおっちゃんと交渉を開始します。

 

「南米スタイルのお任せで!」

 

と言いたかったところですが、4月から働くということもあり、モヒカンなどはNGなのでしっかり交渉します。

 

つたないポルトガル語と英語の混じった言葉でコミュニケーションを取っていきます。

 

こんなかんじで切られています

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そして結果は。。。。。。

 

。。。。。。

 

ででん

 

。。。。。。

 

 

こんな感じです!

 

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交渉のせいもあってか、まあまあ落ち着いた感じになりました!

 

これなら、4月から無事に働けそうです! 

 

明日はアマゾン川で泳いできます!