アメリカの現地学校で教育実習!初日!
明けましておめでとうございます。
今年のテーマは「還元する」です。今年は早稲田に復学する予定なので、「経験を結果に還元」、「体験を言語に還元」、「アメリカで学んだことを日本社会に還元」することが目標です。
大学は1月4日から始まり、同時に今住んでいる町の小学校・中学校・高校も4日から始まります。
教育について学ぶ者として、教科書で教育理論や教授法を学ぶことも大事ですけど、実際に現場から得ることも、ものすごく重要だと感じます。
ということで今日は教育実習初日でした!
日本でもまだ教育実習をしたことがないのに、アメリカで人生初の教育実習なんて、ドキドキワクワクでした。
「英語ネイティブじゃないのに先生なんて大丈夫なのか?」という不安もありましたが、無事何とか乗り切りました。
朝の7:15分に集合して、8時から授業開始。担当クラスの5年生の子どもたちは、誰だこれ?というまなざしで見つめてきます。
彼らにとって、僕がおそらく人生初めての日本人でしょう。興味心身です。
ちょっと怖がっている子や、様子を窺ってる子、何か言いたそうな子など様々いましたが、担当の先生が「質問ある人?」と聞いた途端に、子どもたちは我先にと争うように手を挙げ始めました。
最初の質問はこれです。
「ナルト知ってますか?」
もちろん!「ナルト面白いよね」というと女の子は満足げな顔をしていました。
他にも、
「日本食ってどんなの?」「日本はどんな感じなの?」「日本での主な移動手段は何?」「アメリカで好きなところは?」「好きなフットボールチームは?」・・・などなど質問攻めに合いました。笑
僕を担当している先生は国語(英語)と社会を担当していて、今日は作文のテーマ決めと奴隷制度について学び始めました。
作文のテーマは、「好きな国を一つ選んで、その国について調べて書く」でした。
僕の影響からか、日本は大人気で一番最初の子どもが日本を選んで勝ち取っていました。笑(一人一人違う国を選ばなければいけなく、早い者勝ちだったので)
テーマが決まってから、国について調べるのですが、ここからがこの学校がすごいところ。前の記事でも述べましたが、この地区の小学校・中学校・高校は一人一台MacbookAirかIPadを無料支給されています。
kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp
課題はオンライン提出なので、子どもたちは、支給されているMacbook Airで国について調べ、Google Docsを使って文章を作成し始めます。
驚くことに、10歳の子どもたちは見事にGoogle Docsやインターネットを使いこなします。タイピングの速度も決して遅くありません。
(実際に子ども達がパソコンを使っている様子)
彼らはノートパソコンを本格的に使い始めてたった2年目らしいですが、毎日家に持ち帰って使えることができることが大きい、と先生は話していました。
休みの時間には子どもたちと雪のグランドの中でサッカーをしました!
ドキドキだった初日ですが、子どもたちのおかげで楽しく過ごせました。
やっぱり子どもはどこの国でも一緒なんだなー、という一面を見れて良かったです。
これから3週間に渡って教育実習を行うので、アメリカの学校について質問などがあったら遠慮せずに聞いてください!
明日も新しい発見や日本との違いを探してきます!