アメリカでついに初授業!!あなたは日本をどう紹介する!?アメリカの現地学校で教育実習-4日目-
今日は朝5時に起きて、大学のサッカー部の筋トレに参加してから中学校に登校しました。
疲労と眠気に襲われながら学校に登校しましたが、子どもたちの笑顔で毎日癒されてます。笑
さて、今日はホームルームの15分を借りて、日本のことについて話してきましたー!
’15分'でどう日本のことを伝えるかというのは、意外と難しく、また何を話すかということも結構迷いました。
まず初めに、プレゼンを通して結局「何を伝えたいのか」を考えました。
そして、日本の情報をただ伝えるだけではなく、日本とアメリカを「比較」させることをゴールにしました。
比較を通じて、共通点・相違点だけではなく、子どもたちに自国(アメリカ)のこともよりわかってほしいというメッセージがあります。
全てを伝えるのは難しいと思いますが、少しでもわかってくれたらいいなと思います。
この「比較」や「自国のことを知ること」などは留学中に自分が感じたことでもあり、自分に言い聞かせているようでもありました。
そのゴールに沿って、いくつかのトピックを選びました。
まずは、適当にトピックを洗い出して、そこから色々削っていきました。
10歳の子供たちなので、政治、経済、天皇、宗教などは一旦置いといて、地形や気候、移動手段などできるだけ馴染み深いトピックを選びました。
また、授業を組み立てる際は、
To Whom 10歳の日本について全く知らない子どもたち
Where アメリカの教室
What 日本とアメリカ両方の基本情報
Why 比較することの大切さを教えるため
Who 自分が
How そして、自分の体験を絡めながら、動画・画像をふんだんに使い視覚的に攻めました。言葉で説明するよりも、写真や動画が多く語ってくれます。
この5つのポイントを意識しました。
使ったPreziはこちら
このPreziを作る時に、Japan - Strange Country という動画からいくつか画像を借りました。この動画は日本について、海外の視点で、非常に面白く分析しています。
子どもたちが食いついたところは、電車の動画と、一昨年にアメリカに初留学する3日前に登った富士山についてでした。
電車の動画は予想通りだったんですが、以外にも富士山登山についての質問が多くて、
雲の上ってどんなかんじ?
登る時に持ってた杖は何なの?
富士山の頂上では息をすると雲を体の中に吸うの?
などなど可愛い質問でした。情報をただ紹介するだけではなく、そこに自分の体験やストーリーを盛り込むと一気に話が魅力的になるのがわかりました。
授業中の何気ない先生の雑談が以外に記憶に残ってる、ってよくありますよね。
「これが日本で一番高い山の富士山の写真です」ってただ紹介するよりも、
「これは実際に富士山の頂上から取った日の出の写真で、日本で一番高いところから見る朝日は絶景だったよ」って言ったほうが聞いてるほうもわくわくしますよね。
「日本人として富士山は登らなきゃいけない」と直感的に留学前に思って、親の大反対を押し切ってまでも登った甲斐がありました。笑 体験は一生ものですからね。
他にも、自分の名前を漢字で書いて、名前の意味や漢字の成り立ちなどを説明したら、子どもたちは目を輝かせていました。
今回は地形的なトピックが中心だったのですが、次回は文化について紹介する予定です。
あなたならどう日本を紹介しますか?
質問などいつでもどうぞ!