アメリカの学校の図書館にあったのは日本の〇〇だった!
金曜日は雪で学校がなくなったので、3連休でした!
アメリカの中部に位置するアイオワでは雪が多く降るのでたびたび学校が休校になります。
しかし、休校が多く続いてしまうとカリキュラムにどうしても遅れが出てしまい1つの課題になっています。
それを改善するために、「パソコンを使ってオンラインで授業するようになる日も遠くないだろう」と先生は言っていました。
学校という教育機関は欠かせない存在で、'この先もなくすべきでない'と僕は思いますが、学校に行けない時や学校に行くことのできない子をサポートできるオンライン授業の有用性は高いと思います。
さて、今日は図書館について話したいと思います。
以前にも書きましたが、国語(英語)は他の科目より倍の時間数あり、アメリカの学校では「読書」について力をとりわけ入れています。
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子どもたちの一日は読書から始まります。これは、読書をさせて子どもたちを落ち着かせてから授業を始めるという狙いがあり、多くの先生が実践しています。
また、先生は子どもたちに読書をさせるために様々な工夫をしています。生徒は一年間に読む本の数を学期始めに決めます。
学級で統一した目標ではなく、一人一人に自分で目標を決めさせるのは、「個人の違い」を重視したアメリカならではだと思います。
そして、読んだ本を「Bookopolis」というサイトに記録しています。
このサイトでは、読んだ本を友達に薦めたり、本のレビューを書きあったり、どの本が多く友達に読まれてるかなどがわかるサイトです。
(他にも授業に使われている必見ウェブサイトがあるので、今度まとめて書きたいと思います)
先生も自分が読んだ本の表紙をドアに貼り付けて、生徒たちにやる気を与えています。
また、週に1回図書館の時間があり、司書さんが本の探し方を教えたりします。
図書館はこんな感じです。
あれ、、
なんだこれは?
なんと図書館の中にエアロバイクがありました!
子供たちはエネルギーを発散させながら読書に集中できるため、大人気です!
また、こんなものも見つけてしまいました。笑
日本のマンガです!!
ナルト、ワンピース、遊戯王、ヒカルの碁、桜蘭高校高校ホスト部(笑)まで揃っています。
僕への最初の質問がナルトについてだったのが、理解できました。笑
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日本の学校の図書館にこういったマンガは見たことがありません。
マンガの良し悪しについては先生によって意見が分かれるみたいで、マンガを読書時間に読むのを一切禁止している先生もいます。
そういえば、金八先生がマンガの持つ力について語ってました。笑(授業で取り入れてしまうと効果が薄れてしまうともいってましたが。)
それはさておき、子供たちは読書の時とてもリラックスしています。
机で背筋をピンと伸ばして読むという日本の教育とはまた違いますね!
これは「Reading is a pleasure」といって、「読むことを楽しんでほしいから」とのことでした。
(学校にあったTaylor Swiftのポスター。Taylor Swiftも子どもたちの応援をしています。笑)
読書ひとつとってもここまで違うとは。。。。
月曜は日本文化についての授業第2弾をしてきます!