生徒を変えるために必要なこと ~教育実習ラスト2日!~
今日学校に行くと、昨日床に張ったテープがさっそく剥がれていました。。。
床がコンクリートなので粘着しにくく、簡単に剥がれてしまいました。笑
日本の学校でうまくいっても、環境が変わるとやり方も変えなければいけないですね。
次の策をまた考えなければいけません。。。
幼稚園へ
今日は、一緒にチームティーチングで教えていた先生が教室に慣れてきたので、その先生がメインで教えることになりました。
その先生が教えている時には、僕は代わりに幼稚園に行きました。
日本のことを幼稚園の子どもたちにも話してほしいと言われたからです。
幼稚園は小学校と同じ敷地内にあります。
幼稚園に行くのなんて10年ぶりでした。
幼稚園の子どもは言葉を理解するのか、また僕の英語を理解するのかと不安でした。
しかし、そんな不安も裏腹に生徒たちは流暢に英語を話し、理解します。
3歳のころから英語で教わる環境に浸っていたら、6歳のころにはもう英語をばっちり理解してます。
写真を見せることを中心にして日本のことを教えました。
幼稚園生でもちゃんと座って話を聞いてえらかったです!!
これが僕がいつも日本のことを紹介してるパワポです。
日本の良い写真ばかりを集めています。笑
日本の様子が一目でわかるようになっているので、もし日本を紹介する機会があったらぜひ使ってみてください!
そして、少しマジックもしました!
マジックのときは、座ってられずに生徒たちが群がってきました。笑
2年生の教室へ
その後は2年生の教室に戻って、一人の生徒の誕生日を祝いました。
生徒の誕生日には、親がケーキを学校に持ってきてクラスメイトで分けて食べるというのが学校文化みたいです。
忍者レゴのデコレーションがされた豪華なケーキ。
僕も一切れいただきました。笑
そして、今日も「クワイエット・ゲーム」をしました。
「ただ静かにする」というゲームですが効果は抜群で、生徒たちは20分の間静寂を保つことができていました。
初めて授業を担当させてもらった時は席に座るのも難しかった2年生たちが、今ではしっかり席について集中して課題をしています。
(最初の子どもの様子は以下の記事で書いています)
生徒たちが変わったというよりも、自分のやり方を変えました。
「他の人を変えたいなら、まず自分が変わる必要がある」
ということの大事さを実感できた教育実習になりました。
5年生の教室へ
そして今日の最後の時間は、算数を教えていた5年生のクラスに久しぶりに顔を出しました。
5年生の担任の先生は、僕が算数を教えるときに色々アドバイスしてくれた先生です。
この先生は学校一生徒から信頼されている先生で、よく授業の見学にも行かせてもらっていました。
5年生の教室に入った瞬間、生徒は席を立って、挨拶をしてきました。
と言われたので、
と返します。
あれ?
そこにいたのは校長先生でした。
今日は、いつもの先生がお休みらしいです。
そういえば、昨日も学校に来ていませんでした。
その時間は校長先生が授業を行っていて、僕は教室の後ろで見ていました。
さすが校長先生です。
クラスルームマネジメント、教え方、指示など一つ一つが洗練されていて色々学ぶことが多く、授業中ひたすらメモを取っていました。
授業後に先生に、
「今日も5年生の担当の先生は休みなんですね。体調悪いんですかね~?」
と聞くと、
「先生は昨日辞職した。」
と言われました。
え?????
え?????
辞職????
「突然なんで辞職されたんですか?」
と聞くと、
「理由はわかっていない。一昨日辞表を提出して去っていった。」
と校長先生も困惑していました。
この短い期間に2人も先生がいなくなってしまうなんて。。。
そして、僕も明日が最終日です。
明後日から学校はちょうど一週間の中間休みですが、混沌とした状態で休みの期間に突入しそうです。