「一味も二味も違う」教育実習だった~教育実習最終日~
最終日の朝。
昨日の先生の辞職を聞いて戸惑いながらも学校に向かいました。
生徒には中間休みが終わってから知らせるということだったので、生徒たちは普段と変わらない様子です。
しかし、金曜日は「学校のお菓子屋」が開かれる日です。
この「学校のお菓子屋」を担当しているのは昨日辞職してしまった先生なのです。
誰も担当する先生がいない!!
となっていたところ、白羽の矢が立ったのは僕でした。笑
何回か「学校のお菓子屋」をやっている様子は見たことのあるものの、運営には関わったことはありませんでした。
しかし、やるしかありません。
まずはポップコーンを作るところから。
ポップコーンを作るのは今までやったことはありませんでしたが、油とポップコーンの種をお鍋に入れて加熱するだけなので簡単です。
と思ったら、見事に焦がしました。。。。
周りの生徒達に、「先生は見てて!」
と言われ、手伝ってるのか邪魔をしているのかわかりませんでした。。。
無事"生徒達"がポップコーンを作った後は、教室を整理したり他のお菓子を並べたりして休み時間を待ちます。
休み時間になると多くの生徒がお菓子を買いに来て、僕は一番重要な会計を担当していました。
スワジランドの貨幣は国王がわかるたびにコインの形や大きさを変える文化なのでコインの判別が難しいです。
さらに、南アフリカの貨幣もスワジランドで流通しているため、同じ50コインでも3種類あるというカオスな状態です。笑
こんな中、なんとか無事にやりきれたのは高校生のときにコンビニのレジでバイトをしていた経験のおかげだと思います。笑
レジバイトの経験が思いがけないところで役に立ちました。
なんでも色々やってみることって大事ですね。
色々チャレンジして「点」を作り、その経験が後に「繋がる」瞬間ってかなり快感です。笑
今はその「点」を作る段階なので、これからも様々なことに挑戦したいです。
そして、お菓子を売る仕事を終えて2年生の教室に行くと黒板にこんなものが!!
黒板にメッセージがありました!!
あと少し教えた日本語も。笑
そして、手紙も渡されました!!
手紙に「I love you!!」とか「Konnichiwa!!」とか書いて可愛かったです。笑
最後に写真も取りました!
(1人写真嫌いの子が左側にいます。笑)
本当に"色々”あった教育実習も終に終わりです。
あっという間の6週間でした。
振り返り
アメリカ教育実習の最終日に「教育実習の罠」ということについて書きました。
教育実習で体験できることは「教師の仕事のほんの一部を切り取ったもの」であり、本当に大変な「生徒指導」や「業務」をすることはあまりない
といった内容を書きました。
しかし今回の教育実習ではアメリカの教育実習よりも「先生の仕事」を体験できたと思います。
教育実習生でありながら、「生徒の仲裁」から「生徒指導」、「業務」、「担任の仕事」まで任せてもらいました。
「学校一手に負えない子ども」と言われている2年生を、「集中して勉強させる方法」も見つけることができました。
こんな貴重な体験をさせてもらえて感謝の気持ちでいっぱいです。
新たな旅
教育実習後に校長先生から、
「6週間ありがとう。本当に助かった。よかったら9月までこの学校にいてくれない?」
とかなり嬉しい言葉を頂きました。
しかし、僕は、
「ありがとうございます。もっと学校にいたいんですけど、これからインドに行かなければいけません。。。また今度必ず来ます!!」
と返事をしました。
新たな旅。
そう、それはインドです!!!
アフリカの後はインドのTeach For Indiaでインターンを2ヶ月します。
今回は学校に行くのではなく、教育系NPOでインターンですが、たまに学校に行ける機会もあるみたいなのでインドの教育のことも発信したいと思います!
インドの教育に興味のある方や質問がある方はぜひ聞いてください!
今まで多くの方にブログを読んで頂き本当にありがとうございました!