僕がインドに行ってわかった5つの事実~インド生活日記~
インドに到着した日のこと。
朝の7時にインドのプネーの空港に着きました。
大きい荷物がインドのデリーからプネーまで届かないというハプニング。
そして、荷物のことを話すために事務室に行く途中に、セキュリティの人に声をかけられました。
「何やってるんだここで?」
「いや、荷物が届かなかったので荷物の特徴などを話しに行くんですよ。」
「・・・・・」
「何やってるんだここで?」
「いやだから、荷物届かなかったんで荷物の特徴などを話しに行くんですよ!!!」
「・・・・・」
あれ?
英語が通じない。笑
そういえば、デリーの空港でも英語が通じないことがありました。
インドって英語が通じると思ってたのに、英語が通じないなんて。
①インドで英語が話せる人は多いが、全員が話せるわけではない
後々聞いてみると、これは受ける教育や環境によって差が出てくるみたいです。
英語で教えている学校、ヒンディー語(インドの公用語)で教えている学校、マラーティー語(今いる地域の言語)で教えている学校などがあり、生徒はどの学校に行くか、所得の関係無しに選ぶことができます。
英語で教えている学校でそれなりに勉強していれば卒業までに英語は自然と話せるようになるみたいです。
英語で教えてる学校に行かない生徒や、英語で教えてる学校に行っていてもあまり勉強しなかった生徒は英語が話せないことが多いみたいです。
英語を必死で勉強しても一向に話せるようにならない日本の学校とは違いますね。笑
正しいやり方で正しい方向に努力しないと、いくら頑張っても目標を達成することはできないということだと思います。
その後も、空港内で働く人で英語を話さない人を多く見ました。
そして、友達に言われた言葉を思い出しました。
「インドは空港が一番危ない。外に出たらすぐに声をかけられるからNOと言う準備をしときな。」
空港からホテルなどに連れて行くと見せかけて、違う場所に連れて行かれてお金を騙し取られる。
という話をよく聞くので、それを覚悟して外に出てみました。
あれ?
全然人がいない。
そして、誰も話しかけてこない。笑
その後も、空港で予約したタクシーを待ってる間も誰1人声をかけてくることはありませんでした。笑
②空港は絶対に危ないというわけではない。
これは、朝7時という早朝だったのとプネーの空港が比較的安全だったということだからだと思います。
※デリーの空港の外はまたちがうと思います。
ただ、「インドの空港=絶対危ない」ってことは必ずしもないってことです。
そして、インドの気温について。
インドの空港に着いたら
「あつ!!!!!!!!
・・・・・・・・
くない????」
「あつくない!!!」
そう「暑くない」のです!
気温は27度です。
僕の滞在先のプネーでは大体平均して24度くらいみたいです。
東京より暑いのは覚悟してインドに来たのに、東京よりもめちゃくちゃ過ごしやすいです!!
③インドは必ずしも暑いわけではない
「夏のこの時期インドはものすごく暑い!!!」と思うかもしれませんが、今はモンスーンと言って日本の梅雨にあたる季節です。
夏は3月から6月くらいにかけてで、それはそれはものすごく暑いみたいです。
場所と時期によってはインドも避暑地になるのです!
過ごしやすい気温に意気揚々として、タクシーのドライバーに滞在先まで送ってもらいます。
住所を見せたところ、ドライバーはその場所を知らないようでした。
しかし、そんなのもお構いなく進んで行きます。
ドライバーはカーナビもインターネットが使える携帯も持っていません。
近くに着いたら、住所を頼りに人に道を聞いて行きます。
聞かれた人も「こっちだよ」と快く教えてくれます。
そして無事に滞在先に着くことができました!!!!
「インターネットやWiFiが使えなかったら何もできない」
最近こういう人が増えている気がします。
情報社会の中でインターネットやWiFiは確かに重要なものです。
しかし、一番大切なものはいつの時代も「人」であると思います。
わからないことや困ったことがあったら、人に聞けばいいのです。
インターネットが使えなくっても「情報がくれる人」がいればいいのです。
④インターネットがなくても人がいればなんとかなる。
人に頼らなくても良い社会になってきたからこそ、人の繋がりって大事だと思います。
たまには「インターネットやWIFIがない環境」を体験するのもいいかもしれません。
思いもしない様々な発見がありますよ!
そして、タクシーに乗って外の景色を見渡すとこんな感じ。
きったな!!!!!
そして通るだけで臭いがすさまじい、、、、、
やっぱりインドは汚くて臭い。。。。
と思っていましたが、後日こんな光景を目の当たりにすることに。
インドのショッピングモールです!
これを見ると、「インドは汚くて臭い」といのは正確な表現ではない気がします。
なぜなら綺麗な場所もあるわけですから。
しかし、汚いところが多いのも事実。
なので、
⑤インドは汚くて臭い所も多いが、綺麗な場所もある。
と言うのが正確な表現ですね。
少し面倒くさいと思いますが、「ステレオタイプ」を作らないためには必要なことだと思います。
インドでは2ヶ月間教育NPO「Teach For India」で有給インターンをしてます。
学校に行くのとオフィスで働くのと半々なので、「インド情報」や「インドの教育事情」をこれからも発信していきたいと思います!