【世界遺産】世界で唯一3つの宗教が存在するエローラ石窟群!!~インド旅行記②~
インド旅行2日目。
朝チェックインを済まして、バス停まで「オートリキシャ」を使います。
「リキシャ」は日本語の人力車を語源としていて、タクシーの安い版としてインドの町に溢れています。
「オートリキシャ」に乗って、バス停まであともう少し!!
と思ったところで、重大なことに気づきます。
「財布がない。。。。。。」
昨日の夜、部屋には確実にありました。
今日ホテルを出た時は洗面所、机の中、ベッドの上、シーツの間などは隅々まで調べて、何も忘れていないことを確認してからチェックアウトしました。
「どこだ。。。。?」
鞄の中のものを全て出しても、鞄の中にはありません。。。
服やズボンのポケットの中にもありません。。。。
財布がどこにあるかを考えると、1つだけ調べてない場所に気づきました。
ベッドの下です。
でも、財布がどうやったらベッドの下に落ちるのかは考え付きません。
しかし、それが唯一の望みで、運転手にホテルに引き返すようにお願いしました。
ホテルに着くと、一目散に自分が泊まっていた部屋に向かいます。
ベッドの下を確認すると、
・・・・・・・
・・・・・・・
ありました!!!!
本当にベッドの下にあるなんて思いませんでしたが、一安心です。
盗まれることを気をつけるよりも、自己管理がまず基本中の基本ですね。。。
そしたら、次の問題に直面しました。
ホテルまで戻ってきたので、バスの出発まで後10分しかないのです。
やばい。。。。
運転手に「急いでください!!!」
とお願いします。
それと同時に、手にお金を握らせます。
お金というインセンティブをもらった、運転手に怖いものはもうありません。
「俺に任せとけ!」
と言い、最高の笑顔で振り返ってきました。
運転手は、他のバイクやバスを右に左にかわして、まるで映画のカーチェイス並みの運転をします。(といってもバイクが多すぎるので、実際の速度は40kmでくらいです。笑)
そしてあっという間に、バス停につき、バスの出発時間の2分前にギリギリでつきました。
結果的に、時刻ぴったりにバスに乗ることができました。
朝ごはんを食べる時間がなくなってしまったのですが、それは仕方がないと思いバスの発車を待ちます。
しかし、10分経過しても、バスは出発しません。
まあ、予想通りといえば予想通りです。笑
20分経過。
30分経過。。。。
45分経過。。。。。。
1時間経過。。。。。。。。
1時間10分経ったところでようやくバスが発車しました。笑
僕があんなに急ぐ必要もなかったし、朝ごはんを食べる時間もたっぷりありました。笑
まあ、これも「貴重な体験」とポジディブに捉えて、今日の目的地のエローラ石窟群に向かいます。
実はエローラ石窟群は、アフリカのインド大使館のパンフレットでたまたま見つけて、「ここに行ってみたい!」と思っていたところです。
今回のバスは僕と陽気なおじさん3人の4人です。笑
モンスーンで雨のよく降るこのシーズンに来る観光客は少ないみたいです。笑
途中で、ヒンドゥー教のお寺に寄りティカをおでこにつけてもらいました。
これで僕もヒンドゥー経の仲間入りです!笑
そして、オーランガバードからバスに揺られて2時間経って、エローラ石窟群に着きました。
エローラ石窟群は仏教とヒンドゥー教、ジャイナ経の三つの石窟寺院などから構成されます。
3つの宗教が同時に存在するのは世界でここだけです。
そして数ある石窟の中でも、ヒンドゥー教の第16窟は圧巻です。
大きな1つの石を100年以上かけて削られて作られています。
石を積み上げたように見えますが、1つの石を削られてるので繋ぎ目などはありません。
この石窟はヒンドゥー教のシバ神が住む山をイメージして作られたと言われています。
それにしても、この大きさと装飾には圧倒されます。
THE・世界遺産って感じですね。笑
エローラ石窟群を3時間かけて見回った後、バスの運転手さんがある場所に連れて行ってくれました。
ここです。
「タージ・マハル!!」
ではないです。笑
これは「ビービー・カー・マクバラー」といい通称「ミニ・タージ・マハル」と呼ばれています。
「タージ・マハル」を建てた皇帝の孫が彼の「お母さん」のために建てました。
建築様式は非常に似ていますが、周りの風景や建物の高さなどはタージ・マハルと異なります。
友達にこの写真を見せてもみんな「タージ・マハルじゃん!」と言っていました。笑
実際のタージ・マハルはこんな感じです。比べてみると違いがわかると思います。
昨日から、「アジャンタ石窟群」、「エローラ石窟群」、「ミニ・タージ・マハル」と周りましたが、1つだけ思うことがありました。
入場料です。
アジャンタ石窟群
「インドと近隣諸国出身者: 30 ルピー それ以外の国出身者:500ルピー」
エローラ石窟群
「インドと近隣諸国出身者: 30 ルピー それ以外の国出身者:500ルピー」
ミニ・タージ・マハル
「インドと近隣諸国出身者: 20 ルピー それ以外の国出身者:200ルピー」
たかい!!!
10倍以上、アジャンタ石窟群に関してはインド出身者より16倍以上の値段がします。。。
「これは高いな。。。」
と思い、試しに、
「マレーシア出身。と言ったらどうなりますか?」とチケットの人に聞くと、
「パスポートを見せてください」
とさらっと言われて、あえなく撃沈しました。笑
しかし、物価がもともと安いので、日本円に換算すると700円くらいなんですけどね。
ちなみに僕が利用したこのホテル
一泊朝食付きで約1000円です。笑
この料理は100円もしないです。
物価安いっていいですね!
お金をあまりかけずに海外旅行をしたいなら、インドにぜひお越しくださいー!
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