6年生の生徒からもらった1通の手紙〜インドの学校最終日〜
インド最終日。
2ヶ月のインド生活も、もう終わりかと思うと急に寂しくなってきます。。。
この汚い道路を歩くのも今日が最後です。
生徒たちに会うのも今日が最後です。
「バイヤ」と呼ばれるのも今日が最後です。
そんなことを考えながら学校に行くと、先生が最後の時間を僕にくれると言ってくれました。
僕は何を最後にしようか考えて、最後の時間も折り紙を使うことに決めました。
授業の初めに、生徒に一枚ずつ折り紙を渡します。
そして、その紙に名前を書いてもらいます。
僕と担任の先生も名前を書きます。
名前が書かれた紙をみんなで折っていきます。
そして、このような形を1人1つ作ります。
これができたらひとまず作業は終了です。
そして、完成したものを渡してもらいます。
その後に、これを1つずつ繋げていきます。
1つ繋がる毎に生徒たちは声をあげます。
そして、一人一人が作ったものが1つに繋がり、輪になりました。
「みんなでひとつのものを作る」ことを体験させたかったので思いついたアイデアでした。
1人では難しいことでも「協力する」ことで可能になることがあります。
この折り紙を見て「仲間を大切にする」ことを思い出してほしいです。
この授業後に生徒たちが手紙をくれました。
自分がよくいた3年生のクラス以外の生徒からも、手紙をたくさんもらいました。
他のクラスには1,2回くらいしか行けてなかったのに、わざわざ手紙を書いてくれました。
その中の1つの手紙に印象的なのがありました。
6年生の女の子からもらった手紙です。
その手紙の表紙には男の子と女の子の絵が描かれています。
日本国旗の下の男の子は日本出身、インドの国旗の下の女の子はインド人と書かれています。
その2人が楽しそうに交流する絵です。
僕はこの絵を見たときに、
「あ、これだ!」
と思いました。
別々のバックグランドを持つ2人が交流する。
国籍に関係なく。
性別に関係なく。
人種に関係なく。
宗教に関係なく。
こんなことがもっと当たり前になればいいなと思います。
「こんな光景をもっとみたいな」と思いました。
その一歩として、他の国や文化の人に慣れることが必要です。
僕を通じて、子どもたちが他の国の出身の人と交流することの喜びや楽しさ、驚きを感じてくれてたらいいです。
そのために、色んな国に言って日本のことを話したり、日本で自分の体験を話したいと思います。
子どもたちに
「来年絶対にまたきて!!!」
と言われた喜びと今日が最終日という寂しさを噛み締めて、学校を後にしました。
これからについて
インドの生活を終えて、現在は日本に帰国しました。
これからは、日本の大学で勉強をします。
また、日本の小学校や中学校などで海外のことを話したいなーと考えています。
早速何人かの先生から声をかけていただきました!
もし、「学校に来てもいいよ」という方がいらっしゃったら喜んで行きます!
(日本の学校に最近全然行ってないので・・・)
このブログにコメントするかspindle.finalist@gmail.comにメールするか、Facebookでメッセージでもなんでも連絡ください!
また、日本に帰って色々な方とお話をしたいので、ご飯を誘っていただけたら嬉しいです!
これからも教育や世界のことを発信していきたいと考えています!
多くの方にブログを読んでいただきありがとうございました!