マチュピチュを見るために立ちはだかった2つの試練
マチュピチュリベンジのために朝6時半に起きました。
クスコからマチュピチュまでは6時間バスに乗った後、3時間徒歩で「アグアス・カリエンテス」という村に行きます。
日本のサイトでは「アグアス・カリエンテス村」のことを「マチュピチュ村」と書かれていところが多いですが、「マチュピチュ村」と言っても誰もわかりませんでした。
電車でもいけますが、線路を歩く方が'旅感'がでるので多くの旅行者は3時間歩きを選びます。
この歩きが「スタンド・バイミー」コースと呼ばれてます。
途中では電車も通ります。
3時間の徒歩の末、雨に見舞われましたが無事にアグアス・カリエンテスに着きました。
マチュピチュに向かうには、朝出発して夕方に着くので、アグアス・カリエンテスに最低一泊する必要があります。
宿はその場で探しましたが、後に考えるとちゃんと先にとっておけば良かったかなぁと。
ホステルワールドでレビューを見て取った方が安全ですし。
でも、宿を決めてなかった代わりに線路を歩いてる内に仲良くなった韓国人の子達と一緒の宿に泊まることにしました。
夜ご飯を一緒に食べてその日は次の日に備えます。
次の日は朝4時半に起きて、朝一にマチュピチュに向かいます。
そしてこの日は2つの試練がありました。
1つは我々がアフガニスタン人になってしまったことです。
というのも、マチュピチュはオンラインでチケットを買わなきゃいけないのですか、チケットを買う時に国籍を選びます。
チケットURL:http://www.machupicchu.gob.pe/
国籍の一番初めがAから始まるアフガニスタンなのですが、変えるのを完全に忘れてしまっていたのです。
しかもこの国籍を選ぶ前に、
友達と
「出身はアフガニスタンでいい?笑 これ変えるの忘れる人年間10人くらいいるよねー笑笑。あははは。」
という会話をしてました。
次の日自分たちのオンラインチケットを見ると国籍がアフガニスタンになっていました。
。。。。。。。。。
。。。。。。。。。
1年間の10人のうちの1人に見事になりました。
なので、エントランスでチケットを見せる時には、かなりドキドキしました。
もしかしたら、パスポートとチケットの国籍が違うことを理由に入れてくれないかもしれない。
正直に間違えたことを言うか、言わずに強引に突破するか迷いましたが、こうゆう時は強引に突破するのが、正しいですよね!!笑
なので、全く知らないふりをして堂々と日本のパスポートとアフガニスタン国籍のチケットを見せました。
そしたら、何も言われずに突破です。
余裕でした。
神は乗り越えられる試練しか与えないのです。
大事なのは図太さだと学びました。
なので、これからマチュピチュに行く方はアフガニスタン国籍でチケットを買っても大丈夫です。
そして、マチュピチュに入るにはガイドが必要です。
と、多くのサイトに書いてあり、多くの人がガイドをつけてます。
いやガイド必要ないっしょ。
ということで、ガイドなしで中に入ろうとしたら、特に止められることもなく余裕で中に入れました。
何事もとにかくやってみることが大事ですね。笑
そしてもう1つの試練が
「雨」
あめ。。。。。。
アメ。。。。。。
AMEなのです。
そもそもこの時期は雨季で雨や曇りが続く時期なのですが、春休みなどを利用すると大体はこの時期になってしまいます。
霧が深く、いろいろ見えない状態です。
予想通りでしたが、いざマチュピチュに行って曇りだとかなり幻滅します。。。
こんな感じ。
よく見るやつと全然違う!!
「これ、マチュピチュだよ!!」
と言っても微妙ですよね。。。。
しかし、霧の動きが早いので、少し待ってると霧が晴れてることがあります。
すかさず、
「今!今!」
と写真を撮ります。
そして、更に待つともっと霧がはれてきます。
いいぞ、いいぞ。
その調子だ!
と思ってると、なんと曇り・雨予報なのに太陽がでてきました!!
おおお!!!
これiPhone SEで撮ってますが、マチュピチュのお陰で一眼で撮ったみたいになってます。笑
一緒に行った友達は見事に雨女でしたが、晴れ男の僕の勝ちでした。
マチュピチュは曇りでも、粘っていたら晴れることもあるので諦めないことがポイントです。
写真を撮った後は、モンタニャに登ろうとしたら、
「もう受付時間過ぎてるよ」
と言われました。
かなり粘ってここも強引に中に入ろうとしたら、立ちはだかるのは門番のおばちゃんです。
彼女はこの入り口の主であり、この入り口に来るのに遅れた人やチケットを持ってない人を追い返すという重大な仕事を長年していて、その腕の太さからは只者ではない臭いがします。
30分遅れたぐらい余裕っしょ。ペルー時間ルーズっしょ。
と思ってたら、あえなく撃沈しました。
交渉してもおばちゃんは首を縦に振らず、遂には最終兵器のお金を握らせるか迷いましたが、それはせずに諦めました。
でも、諦められなかったので、山を登る違う道を見つけて、その道で山に登りました。
マチュピチュとワイナピチュをより高いところから見れます。
そしたら、そこになんとブラジルであったイギリス人の19歳3人組に偶然再会しました。
この3人組とはブラジルの路上ダンスを一緒に楽しんだ仲です。
こうゆう偶然の再会はテンション上がります!
正規のルートで登ってたら彼らには再会できませんでした。
なので、通してくれなかったおばちゃんに感謝というポジティブにいこうと思います。笑笑
旅も終盤になってきました。
この後はチリに向かいます。