アメリカの現地学校で教育実習!3日目 ~ 子どもたちの1日の過ごし方~
3日目(水曜日)は1時間遅れで学校が始まりました。
その間に、職員会議が行われます。校長先生が5分間ほど手短に話した後、教科別に分かれて、教科ごとの取り組みを行います。
国語(英語)科では、評価基準表の作成に取り組んでいました。驚くことに、成績のつけ方が、日本と全く異なります!成績のつけ方については、長くなってしまうので、また別の日に書きます!
今ある悩みは、生徒の名前を覚えるのが難しいということです。先生にとって生徒の名前をできるだけ早く覚えるってめちゃくちゃ重要なことで、信頼関係の構築に深く関わります。
話しかける時に名前を呼ぶだけで、「あっ、覚えてくれた!」という生徒の反応がわかるのですが、まず発音できないことが多いです。笑
単語などもそうですが、発音ができないと、覚えられないってあるあるだと思います。
なので、どうやって発音するの?って聞いて、それを心の中で唱えて頑張って覚えてます。笑 授業で生徒も指名される時に、名前覚えられてなかったら嫌ですよね~。
さて、今日は5年生のスケジュールを紹介します。
<1日のスケジュール>
~8:03 登校
8:03 - 8:46 1時間目 Reading
8:49 - 9:34 2時間目 Writing
9:37 - 10:20 3時間目 Social Studies
10:23 - 11:00 4時間目 体育/WIN
11:00 - 11:20 休み時間
11:20 - 11:43 昼食
11:46 - 12:29 5時間目 Computer/ Guidance/ Library/ Music/ Art
12:32 - 13:15 6時間目 Math
13:18 - 14:01 7時間目 Science
14:04 - 14:47 8時間目 Study Hool/ Music
14:50 - 15:05 ホームルーム
16:00 ~ 帰宅
まず、多くの生徒はスクールバスを使って登下校します。人口8000人の小さなこの町には中学校が一つしかないので、多少離れているところに住んでいてもバスで通います。
親が送ってくる場合や、歩いてくる子どももいますが、少数派です。
また、この学校では国語・算数・理科・社会が毎日あります。 国語が他教科よりも倍の時間あり、算数・理科・社会は同じ時間数です。
4時間目には、体育が二日に1回あり、体育のない日はWIN (What I Need) といって、先生が生徒の様子を見て何をするのかを決めます。
生徒が疲れていて、集中できなさそうな日は無理に授業を行わずに、生徒は数学ゲームや単語ゲームをパソコンでやる、という様に生徒のニーズに合わせて柔軟に対応できる時間です。
お昼の前にある休み時間は、基本的に、必ず外に出て遊ばなければいけません。(天候によっては室内に変わります)
一番人気はやはりアメリカンフットボールで、その次はサッカーです。
5時間目の教科は曜日によって音楽、美術、技術、図書館、ガイダンスの中からどれか決まります。
今日はガイダンスの授業で、「防犯と安全」について学んでました。先生はガイダンス専門でカウンセラー資格も持っている先生で、いじめ、ドラッグ、キャリアなどについても生徒はこの時間で学ぶそうです。
8時間目はStudy HoolかMusic(コーラスかオーケストラ)かを選べ、Study Hool は主に宿題をやる時間です。多くの生徒はMusicを選んでいます。
8時間目の後にあるホームルーム の時間は、日本でいう'帰りの会'というものではなく、先生がレクを他クラスと合同で企画したり、クラスで決めなければいけないことなどの話し合いに使われます。
初日は僕への質問タイムにたっぷり費やされました。笑
明日は、その時間を使って日本のことを紹介してほしいと頼まれたので、今日はその準備に追われています。。。
子ども達に授業するのは、約1年半ぶりなのでドキドキ楽しみですー!(アメリカでは初です!!!)
今日は子どもたち視点からの1日を紹介してみました。日本の子どもたちと違うところもあり、似てるところもあり。元気なところはどこの子どもも変わりませんね。
質問などがあったらいつでもどうぞー!