日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

休学してアメリカのリベラルアーツカレッジで教育を学ぶ学生。アメリカ留学2年間終了後、アフリカに行き、インド、南米の学校で働いてた。多くの教育関係者、海外に興味を持った方に読まれるブログを運営中。

アメリカ放浪記

 

中間試験が終わって、今はアイオワ州の上のミネソタ州にいます。

 

日本の大学では春休みですが(僕の友達はみんな就活中です)、アメリカでは春学期の真っ最中でした。

 

そんな中9日間の短い春休み。

 

そして、今日の寝る場所はここ。笑

 

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なぜ、今ここで今日寝ることになったのかと言うと大学でのほんの出逢いから。

 

 

 

 

今から3週間前くらい前に大学で、60才くらいのおじいちゃんに

 

「君は、俺がこの大学で見た始めてのアジア人だよ!」

 

と話しかけられました。

 

60才くらいのおじいちゃんは、アジア系の顔立ちで、気さくでめちゃくちゃフレンドリー。

 

話を聞いてみると、両親は中国人で、このおじいちゃんはアメリカで生まれた中国人らしい。

 

そして、教授を退職して、ゲストスピーカーとして大学に講演しにきたことが判明。

 

そして、「英語を教えたいなら、アメリカの文化も知らなきゃいけない」と言われて、そのおじいちゃんと一緒にゴスペルに参加することに。

 

ゴスペルはアフリカン・アメリカンとキリスト経に深く関係する重要なアメリカ文化の一つ。

 

「神様は救世者!神様は医者!神様は弁護士!」

 

という歌詞を、違和感を持ちながらも、体を揺らしながらノリノリ歌い上げました。

 

「次の日の礼拝で歌わないか?」と言われましたが、さすがにそれは断りました。笑

 

そして、「この小さい町の中じゃアメリカをぜんぜん理解できてないよ。俺の住んでいる町に来たら、その町や学校を見せてあげるよ!」

 

と、いって去って行ったおじいちゃん。

 

その2週間後がちょうど9日間の春休みだったので、早速メールしてそのおじいちゃんの家に滞在させてもらえることになりました。

 

空港で待ち合わせをしましたがなかなかおじいいちゃんが現れない。

 

言われた場所で待つこと30分・・・

 

あと10分くらいで空港つくとメールで言っていたが。

 

それから音信不通。

 

これは、もしや・・・?

 

騙された・・・?

 

騙されたと言えば去年パリで50ユーロ騙し取られて相当へこんだことを思い出します。

 

空港でただ一人の状況、、

 

インフォメーションセンターに行って電話番号にかけてみる。

 

繋がらない。。。

 

 それから待つこと20分。

 

ようやくおじいちゃん登場。

 

他のターミナルにいたって。笑

 

ミネソタの空港はアメリカの最も大きな空港の1つで、ターミナルも数多くあるのです。

 

そして、ミネソタの州都のセントポールを案内してもらいました。 

 

町を案内してくれてるときは、建物が立てられた年数、建築様式まで細かい説明。

 

知識の量が半端ない。。。

 

アメリカの墓地や、貧困地域、ソマリアからの難民が住んでいる場所に連れてってもらいました。

 

その後は中国人が経営する中華屋さんで久しぶりの、本物の中華料理を堪能。

 

そして、おじいちゃんの家にたどり着いた時の写真が最初のものです。

 

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さすが教授!!ともいえる量の資料資料資料本本本。

 

ちなみに地下では植物育ててました。笑

 

大学でのほんの出逢いから、家まで泊めてくれるフレンドリーなおじいちゃん。

 

3日間でたっぷりと貴重な知恵を学んできたいと思います。笑

 

 

<このブログのアメリカ教育実習記が本になりました>