アマゾンの女の子に計画を狂わされた
ブラジル2日目の朝ある女の子にホステルのラウンジであった。
その女の子は見覚えがあり、同じ部屋の女の子だった。
朝6時に帰宅した僕が帰ってきた時に、彼女を起こしてしまったのだった。
そのお詫びを言い、話始めると彼女はマナウス出身だと言う。
マナウスってどこ?
って聞いてみると、
「ここよ。アマゾンよ。」
と言ってグーグルマップを見せてきた。
見てみるとマナウスはアマゾン川に面していて、比較的大きな都市みたいだ。
そして、2つの川が合流していて、その2つの川が混じらないことで有名らしい。
黄色と黒色の川が合流し、それが交わらないというなんとも美しい光景が見れるらしい。
そして、ピラニアを釣って食べたりすることもできるなど教えてくれた。
ナマケモノなどもみれたりするらしい。
聞けば聞くほど魅力的になってきた。
「アマゾン」
この言葉に強く惹かれる。
今やアマゾンといえば、オンラインショッピングサイトを運営するアマゾンが有名だが、アマゾン川は小さい時から頻繁に聞く川の名前であり、誰もが知っている川である。
これは自分が、「アフリカ」や「インド」という言葉に惹かれた感覚と似ている。
「アマゾン」
この言葉の持つ強烈なインパクトは計り知れない。
しかし、自分の計画ではブラジルとアルゼンチンに合わせて10日間いる予定だ。
アマゾンに行くことなんて考えてなかった。
ブラジルのサンパウロで5日間、アルゼンチンで5日間くらいかなぁと漠然と考えていた。
また、ブラジルからアルゼンチンまでは長距離バスを使って国境越えをしようとしていた。
サンパウロからアルゼンチンのブエノスアイレスまでは36時間。
かなり時間がかかるので余裕を持って計画していた。
「アマゾン」
なんだか催眠術のようにこの言葉が頭から離れない。
アルゼンチンに行くことは決定している。
なぜなら、アルゼンチンからホンジェラス行きの航空券をもう買ってしまってるからだ。
そして、アルゼンチンの友達にも連絡してしまっている。
お土産のドライマンゴーも買った。
今回は諦めて、次回来るときにアマゾンに来ようか。
「アマゾン」
次回南米に来るのはいつだろう。
アルゼンチンの宿ももう予約、、、、
、、、、、
は、まだしてない。。
アルゼンチン行きのチケット、、、
、、、、、
も、まだ買ってない、、、
もしや、、、
アルゼンチンの滞在時間を短くして、アマゾンに行ける、、、!!??
いやいや、アマゾンに急に行くっていったってマラリアとか危ないし、、、、、
マラリアの薬なんて、、、
、、、、
、、、、持ってる!!!
アフリカでもらった時に余ったのを持ってきてたのだった。
黄熱病の注射、、、、
、、、、
、、、した!
万が一と思って、黄熱病の予防接種も受けてきた。
!!!???
!!!???
身体がアマゾン行きの航空券を調べ始めた
!!!!????
!!!!????
気がついたら
「購入完了」
の文字が。
というわけで、今アマゾンにいます。