日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

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日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

早大を休学してアメリカのリベラルアーツカレッジで教育を学ぶ学生。アメリカ留学2年間終了後、アフリカに行き、現在はインドで働いている。多くの教育関係者、海外に興味を持った方に読まれるブログを運営中。

「対処」よりも「予防」~スワジランドで教育実習~

 

今日学校に行くと、1年生の先生に「体育を担当してくれない?」

 

と言われました。

 

体育といっても、「体を動かすゲーム」を1年生にしてほしいとのこと。

 

1年生向けの「体を動かすゲーム」ってなんだろうと考えて、自分がした昔の遊びを思い出しました。

 

「ドロケイ」、「だるまさんが転んだ」、「花いちもんめ」

 

などなど、1年生には少し難しいゲームばかり思い出します。

 

そこで思いついたのが

 

「ハンカチ落とし」!!!

 

でした。笑

 

今回は、ハンカチの代わりにライオンのぬいぐるみを使ってゲームをしました。

 f:id:Finalist7:20160726130458j:plain

 

「ハンカチ落とし」はルールが簡単なので、一年生でもすぐに理解できていました。

 

ハンカチを落としてもらえない生徒が「すねる」という場面もありましたが、全体的にはみんな新しいゲームを楽しんでいました!

 

国や文化によって子ども達の「遊び」も異なるっておもしろいです。

 

その後は、はたまた2年生の教室に行きました。

 

先週の先生の本音を聞いて、「どうにかして2年生の先生の役に立てないかな」と思っていたからです。

 

kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp

 

 

 

そして2年生が騒ぎ始める原因に「鉛筆・消しゴムがない」ということを思い出しました。

 

鉛筆や消しゴムをなくす生徒が多く、貸し借りをするために話し始めます。

 

ある生徒は「貸したくない」と言い、ある生徒は「それは俺のえんぴつだ!」と言って口論を始めます。

 

なので、鉛筆や消しゴムに「名前を書く」ことを先生に提案して、生徒たちの筆記用具に書いて周りました。

 

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ごく単純なことですが、今までされてなかったのです。

 

「名前があれば自分のだってわかるよね。そして、先生が落ちている鉛筆を拾った時もこれが誰のかすぐにわかるよね。」

 

と生徒に説明したら、生徒は

 

「それはいいアイデアだね~^^」

 

と満足そうな顔をしていました。

 

また、近くにあったダンボールを使って「鉛筆と消しゴムを管理する箱」を作りました。

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生徒たちは筆箱で遊んでしまうことから、筆箱を取り上げられていたのです。

 

なので、鉛筆と消しゴムはいつも机の上に放置状態。

 

これなら、休み時間などに無くなってしまってもおかしくありません。

 

なので、鉛筆と消しゴムを使い終わったら自分の名前の書いてあるスペースに戻すという仕組みを作りました

 

箱は先生が管理して、休み時間や放課後には生徒が触れないようにすることで鉛筆や消しゴムをなくすのを予防します

 

この「予防」という考えが実はとても重要で、「どう問題を起こさないようにするか」を考えることが学級経営の大事な要素の1つです。

 

「問題の対処の仕方」も大事ですが、どうして「問題が起こるまで待つ」必要があるのでしょうか。

 

問題を起こる種を予め摘んでしまえば、生徒たちを怒る必要もなくなります。

 

問題を見つけて、問題が起こらないように改善する。そして、それで本当に改善されたのかチェックし続ける。

 

何事もこれの繰り返しが重要だと思います。

 

事件勃発

 

鉛筆・消しゴム問題はこれで大丈夫だろうと安心していたら、この日の午後に事件が起きました。

 

生徒たちが喧嘩を始めて、1人の生徒がもう一人の生徒にパンチをしてしまいました。

 

この時に校長先生が偶然通り、パンチした生徒は校長室に連れて行かれることに。

 

パンチした生徒は、僕がよく居残りで一緒に勉強をする生徒です。

 

以下の記事にその生徒のことは書いてあります。 

kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp

 

 

 そして、パンチした生徒は校長室で「停学」を告げられたのでした。

 

子どもくらいの喧嘩で「停学」って大袈裟じゃない?と思うかもしれませんが、この学校は暴力に対しては厳しく取り締まることになっています。

 

彼は2日間の停学になりました。

 

自分が教室に居ながら、この事態を事前に防げなくて非常に複雑な気持ちと、本当に

 「停学」という対処法がこの子にとって効果的なのかと疑問に持ちました。

 

特に、この生徒はADHDの症状の中の1つの「衝動性」を持っており、衝動が抑えられずに突発的に行動してしまいます。

 

今回もからかわれたら「行動を抑えられず」に、パンチをしてしまいました。

 

なので、「停学」という罰を与えるよりも、どうやったら「衝動」を抑えることができるかという策を考えることが「本当の」解決策に繋がると思うのですが、「停学」という結果になってしまいしまいました。

 

うーん。。。。

 

なんだかなぁ、という後味の悪い感じでこの日は帰宅しました。。。

 

帰宅後は夜ご飯を作らなければいけません。

 

基本的に毎日自炊です。

 

気持ちを切り替えるために、 肉じゃが作りに挑戦。

 

しかし、持っている調味料は「しょうゆ」のみ。

 

なので、「ジンジャエール」を使って肉じゃがを作ることに。

(グーグルにジンジャエールで肉じゃがを作れると書いてありました)

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本当に「ジンジャエール」で「肉じゃが」を作ることができるの?という半信半疑な気持ちの中とりあえず作ってみました。

 

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完成品がこちら。

 

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見た目はあんま良くないです。。。笑

(取り方と盛り付け方が下手だからです。笑)

 

味は、、、、

 

肉じゃがです!!!!笑

 

家で食べる肉じゃがとは味が違うものの、確かに「肉じゃが」です!!

 

日本食をしばらく食べていなかった僕はこれで大満足!笑

 

「ジンジャエール」で肉じゃがが作れるなんて思っていませんでした!

 

“肉じゃが”パワーで切り替えて明日も頑張ります~!

 

<このブログのアメリカ教育実習記が本になりました>