日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

日本人は1人だけ!アメリカの大学で教育を学んでみる

休学してアメリカのリベラルアーツカレッジで教育を学ぶ学生。アメリカ留学2年間終了後、アフリカに行き、インド、南米の学校で働いてた。多くの教育関係者、海外に興味を持った方に読まれるブログを運営中。

世界が注目する人気急上昇のスワジランド祭り「ブッシュファイヤー」に行ってみた

 

「ブッシュファイヤー行く?」

 

という質問をされたのは、スワジランドに着くまでのバスの中でのこと。

 

よくよく聞いてみると、なんだか祭りのことらしいです。

 

そしたら、宿泊先の人たちもブッシュファイヤーのことを話していました。

 

「ブッシュファイヤーって祭りらしいけどそんなに有名なの?」と思って、グーグルで日本語で調べても一件もヒットしませんでした。

 

なので、この記事が「日本初」のブッシュファイヤーの記事です。笑

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 ホームページ:MTN BUSHFIRE 2016 | Home

 

「ブッシュファイヤー」とはスワジランドの3日間にわたるミュージックフェスティバルで、今年で10周年を迎えます。

 

近年ものすごく注目を浴びていて、世界各国からこの祭りのためだけにスワジランドに来ている人たちがたくさんいました。

 

イギリスのBBCでも、「トップ・アフリカン・フェスティバル」として選ばれています。

 

この祭りが開催されるのは、毎年5月の下旬ごろで、スワジランドの首都から20分ほど離れたところ。

 

首都から離れたところはあまり発展していなく、ホテルなどないので、キャンプの場所が設置されていて、皆ここでキャンプをします。

 

こんな感じです。

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キャンプなんて10年ぶりだったのでテンションがあがりました!笑

 

僕は宿泊先の人たちと一緒にキャンプをしました。

 

僕がスワジランドで宿泊している場所は、実はNGOの拠点地で、そのNGOの人達はこの祭りでブースを出すことになっていました。

 

そして、このNGOの人達に「手伝ってくれない?」と言われていたので、初ブッシュファイヤーに運営側として関わることに。

 

ブースの準備をしたり、人を勧誘して団体のことを説明したり、ものづくり体験を子供にさせたりしました。

 

なんだか高校の文化祭や、大学の新歓をしているかんじでした。

 

こうゆう勧誘とかブースとかけっこう好きで、気づいたらNGOの人たちよりも働いていました。笑

 

しかし、過去の自分の経験と違うことが二つ。

 

①英語である

②このNGOのことをよく知らない

 

①に関しては慣れでなんとかなりました。最初はたどたどしかったものの何十回も説明していくうちに徐々に会話のテンポや、言い回しを習得し、最終日には流暢にジョークをはさみながら説明できるようになりました。

 

問題は②です。普通、何か説明する時って、ある程度それについての知識や経験がないといけないですよね。

 

しかし、僕にいたってはこのNGOのことを何も知らなかったし、もちろん体験も何もしていません。

 

なので、このNGOについての説明を急いで読んで頭に叩き込んだり、一緒に働いている人たちに色々聞きまくりました。

 

それでも、分からない質問された時は

 

「実は僕スワジランド来たの4日目であまりまだよくわからないんですよね。笑」

 

と正直に言って、他のスタッフに説明してもらいました。笑

 

こんなことをしているうちに、このNGOの活動をよく理解することができました。

 

このNGOはスワジランドの住む人たちに、「衛生管理」や「リサイクル」、「持続可能な社会のあり方」などを教えることを目的として、24年前に設立されました。

 

「手洗いの大切さ」や

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「タイヤを使って椅子を作る方法」を教えることも活動の一環です。

 

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僕も即興で、「牛乳などの紙パックから小さな財布を作る方法」を習得して、子供達に教えました。

 

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そんなかんやで忙しくしていると、日が暮れてしまったので昼食をたべることに。

 

ブッシュファイヤーには、「グローバル・フード・ビレッジ」という世界各国の料理を堪能できる場所があります。

 

日本料理はなく、アジアからは中華料理だけでしたが。。。

 

僕は、モザンビーク料理を食べました。モザンビーク料理なんて聞くのも食べるのも初めてでしたが美味しかったです。

 

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また、ブッシュファイヤーには地元の工芸品や手作り品などを買えるコーナーもあります。

 

 値段もお手ごろで、お土産を買うのにちょうどいい場所です。

 

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そして、夜はダンス!ダンス!ダンス!

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老若男女問わずみんな踊っています。小さな子どもたちも夜11時頃でも楽しげに踊っています。

 

知らない人同士でもノリノリで踊ってました。

 

海外の祭りと日本の祭りの違いはここだと思います。

 

日本の祭りでは知らない人と交流することなんてないですよね。

 

僕も全然知らない人とノリで仲良くなって写真をとりました。笑

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初めてのブッシュファイヤーで、キャンプを久しぶりに体験できたり、NGOのために働けたり、美味しいものも食べれたり、お土産も買えたり、地元の人と交流できて充実した3日間でした!!

 

ブッシュファイヤーは「祭り好きの人」は一度は必ず行っておきたい祭りだと思います!

 

スワジランドに来るなら、要チェックのイベントです!

 

さて、ブッシュファイヤーの後は、いよいよ教育実習の幕開けです~。

 

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いざスワジランドへ!!!

5月23日にアメリカからスワジランドへ旅立ちました!!

 

空港までは友達が送ってくれて、シカゴにまずは向かいました。

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スワジランドまではこんな感じです!

 

ロチェスター(地元の空港) 

↓ 1時間

シカゴ 3時間待ち

↓ 7時間 

ロンドン 10時間待ち

↓ 11時間

ヨハネスブルグ(南アフリカ)2時間待ち

↓ バス 4時間

ムババーネ(スワジランド)

 

合計38時間かけての大移動。

 

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どこでも寝ることができるという特技のおかげで、飛行機、バス、空港で眠り、あまり疲れることなく南アフリカまで着くことができました。笑

 

ヨハネスブルグ(南アフリカ)で少し驚いたのは、意外に白人が多くいるということです!

 

アジア人はかなり少なかったですが。。。。

 

しかし、たまたまスワジランドに向かうバスの隣の学生がアジア系の顔立ちをしていました。

 

話を聞いてみると、韓国出身らしいですが、2歳のときにスワジランドの隣のモザンビークという国の家に引き取られて育ったみたいです。

 

もっと話を聞いてみると、なんと彼の友達が自分と同じアメリカの大学に行っていて、共通の知人がいました!!!

 

いやー、世の中狭いって言うけど、スワジランドであった人と共通の友人がいるなんて。笑

 

そしたら、「いとこが日本の大学行ってるよ!」と。

 

「どこの大学?」

 

「早稲田大学ってところ!」

 

!!!!!!!!

 

自分と同じ大学とは。。。笑 ちなみに学年も同じなので、帰国したら見かけるかもしれません 笑

 

そんなかんやで、スワジランドの首都のムババーネに着きました。

 

ちなみにスワジランドってここです。

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アフリカ大陸の下のほうで、南アフリカの北東部に位置します。

 

首都はこんな感じです。

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皆さんが想像したスワジランドとちょっと違うかもしれません。意外に首都は発展しています。

 

そこで、現地の宿泊先の人と会って、お昼ごはんを食べました!

 

初スワジフードはビーフシチュー!

 

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地元の人がよく食べるみたいで美味しかったです!!

 

そして、宿泊先のことを聞いてみると、首都から3時間のところみたいです。

 

「じゃあ、ここ座って」

 

っと言われたのはトラックの荷台でした。笑

 

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トラックの荷台なんて中学2年以来!と思いながら、乗ってると雨が降ってきたので、急いで運転席に移ることに。

 

と言っても、運転席は2人席用です。そこに4人無理矢理押し込んで、ぎゅうぎゅう詰めの中なんとか宿泊先に向かいます。

 

 

そん車の中でもうとうとしていると、いきなり急ブレーキ!!

 

 

車体が180度反転して、わき道に車が突っ込みました。

 

雨で道が滑りやすくなって、車体がスリップしたみたいです。

 

 

トラックの荷台にいたら、荷台から放り投げだされてた、、、と冷や汗をかきました。

 

 

雨が降っててラッキーでした。。。。

 (この話をこのブログで知った僕の親は大慌てしたみたいです。笑) 

 

飛行機よりもよっぽど危険なんじゃないかと思いながら、なんとか無事に宿泊先に着きました。

 

 

宿泊先への道は自然に囲まれていて、皆さんが想像する「THE スワジランド」ってところではないでしょうか。笑

 

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そして、この部屋がここから6週間泊まるところです!

 

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これから6週間スワジランドの情報や学校の様子をぼちぼち発信していきます~!!

 

何か質問などあったらいつでもどうぞー!

 

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マイノリーティーの先生だからできること in アメリカ

 

先生を目指す友達の1人にメキシコ出身の友達がいます。 

 

彼はアメリカの国籍を取得してますが、7歳のときにメキシコからシカゴに来ました。

 

シカゴは多種多様な人種がいる地域で、彼の育った地域はアフリカン・アメリカンとヒスパニックが多く、白人がマイノリティーという少し特殊な環境だったみたいです。

 

7歳までメキシコで育った彼は最初は英語を全く理解できなかったが、学校の通常クラスに通いました。

 

彼の先生と親は「英語を学ぶのには英語だけの環境にいるのがベストだろう」と考えたからです。

 

しかし、彼は英語の知識が全くないので、授業についていけずに留年してしまったそうです。

 

それをみた先生と親は、彼をバイリンガルクラスに移しました。

 

バイリンガルクラスは3レベルあり、

 

レベル1 スペイン語で英語を学ぶ

レベル2 スペイン語と英語半々

レベル3 英語で英語を学ぶ、たまにスペイン語

 (レベル3の後のテストに合格すると通常クラスの子供と同じ英語力があるとみなされます。)

 

彼はバイリンガルプログラムを4年通ってから通常クラスに戻りました。

 

「通常クラスにずっといたらクラスの落ちこぼれになっていただろう。

「自分はバイリンガルクラスのほうがあっていた。」

 

という彼。

 

通常クラスで早く英語を取得する子どももいるでしょうが、周りに圧倒されて何もできなくなってしまう生徒もいます。

 

やっぱり、一人一人のニーズにあった教育を提供することが大事なんだなと考えさせられます。

 

彼はその後通常クラスに戻って、他の生徒以上の成績を取ることができるようになったみたいです。

 

そんな彼の地域の学校では、多くの友達は学校を辞めたり、ドラッグや薬に手を出して捕まったと言います。

 

そのような友達を見ているうちにいつしか、彼は自分のコミュニティーを助けたいと考えはじめました。

 

そして、彼は一人の先生との出会い、先生になることを決意しました。

 

「その先生はいつも生徒のことを第一に考え、授業もおもしろく、最高の先生だった。彼みたいになれば、自分の育ったコミュニティーを助けることができる。

 

「特に、自分は同じような境遇で育ったので、彼らの気持ちがわかる。」

 

他の地域から来たほどんどの先生は、1年で辞めていってしまうそうです。

 

また、「多くの優秀な先生は環境が良い富裕層がいる場所に行きたがり、貧困地域には来たがらない」

 

と言います。

 

他にも、 彼の地域の多くの生徒は大学にいくことができないという問題もあります。

 

「お金がなかったり、ドキュメントがなかったり、妊娠してしまったりするからである。大学に行かなかったら工場勤務や建設業などの仕事しかない。」

 

「全ての生徒が大学に行く必要はないが、子どもに少しでもおくの選択肢を与えたい」

 

と熱い思いを語ってくれました。

 

また、彼がどうして歴史を教えたいのかも聞いてみました。

 

「歴史は自分たちの文化の形成と非常に密接に関わっている。だから、歴史を学ぶことは自分自身の過去を知るということ

 

さらに、「アメリカの多くの先生が教える歴史はバイアスがかかっていることが多い」と言います。

 

確かに僕も、歴史の授業を見たときに違和感を感じました。

 

アメリカとメキシコの戦争で、100人以上メキシコ人を殺した人が「伝説の男」として授業中に紹介されていました。

 

メキシコ側からしてみれば、100人も国民を殺した「犯罪者」です。

 

クラスには、親がメキシコ出身の子どももいました。

 

このような一面的な教え方で、少しずつ偏見や無意識的な価値観が形成されていくのだと感じました。

 

彼は、メキシコ出身でアメリカで育ってるので、普通のアメリカの先生とは違う視点で歴史を教えることができるだろうと言います。

 

マイノリーティーの先生だからできることがある。歴史を勉強させるのではなく、歴史を感じさせたい

 

彼が先生になって再開するのが楽しみです。

 

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教育を学ぶためにマレーシアからアメリカへ!

 

「将来はマレーシアで先生になる」

 

という志を持った友達がいます。

 

その友達は、マレーシアの大学を途中で辞めて、アメリカの僕と同じ大学に入学をし直して教育を勉強しています。

 

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実は僕はマレーシアに小さいときに住んでいたことがあるので、「〇〇知ってる?」というローカルトークをよくしていました。笑

 

僕はマレーシアの首都のクアラルンプールに住んでいたんですが、彼女はその隣の市で生まれ育ったみたいです。

 

母親が中国系マレーシア人で、父親がマレーシアと中国のミックスらしいですが、両親の会話は英語。

 

しかし、両親は子供に中国語を話してほしいという思いから、彼女は中国語の小学校に通ったそうです。

 

マレーシアでは、マレー語、英語、中国語、タミル語がよく使われるため、学校もマレー語の学校、英語の学校、中国語の学校、タミル語の学校という様に分かれています。

 

また国教がイスラム教で、ヒジャブをつけてる人が多く街中にいますが、イスラム教を信仰しない人もまた多くいます。

 

そういえば、小さい頃にヒジャブをつけてる人を見た覚えがありますが、その時は国教がイスラム教のことなんて全く知りませんでした。

 

そして、中学校はマレー語と英語で統一されていたらしいです。

 

しかし、彼女が卒業後は政府が中学校は全てマレー語で学ぶようにと変更

 

教育への政府の影響は大きいですね。

 

その5年間の中学校を卒業した後は、公立に進学するか私立に進学するかでその先の進路が変わってくるらしく、

 

Form6, Matriculation, Diploma, ADTP, A-Level、、、と色々わかれてるみたいです。

 

書いて説明してくれました。

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すごい複雑です。。。

 

中学校のときまではファッションデザイナーを目指していたみたいですが、友達に勉強を教えた経験から先生になりたいと思い始めた彼女。

 

彼女の教えの下、友達がテストに合格して「人の役に立つ」ということの素晴らしさをわかったと言います。

 

実は、僕も先生になりたいなっと思ったきっかけは友達に勉強を教えたという原体験があるのですごい共感できました。

 

マレーシアの大学で教育を学び始めるも、「アメリカの経験をマレーシアの生徒に還元したい」という思いから、マレーシアの大学を辞めてアメリカの大学に再入学することを決意。

 

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彼女は教員免許をアメリカで取得するので、マレーシアでの免許はありません。

 

なので、彼女は「Teach for Malaysiaのプログラムで先生になることを目指している」と言ってます。

 

Teach For MalaysiaはTeach For JapanやTeach For Americaと同じで、教育困難校に高い志を持った人材を二年間派遣するプログラムを運営しています。

 

このプログラムに参加するのには教員免許が必要ではないので、教育に情熱を持った人なら誰でも応募することができます。

 

将来はマレーシアの田舎の地域で教えたいという彼女。

 

「多くの人が田舎に行きたくないから、私は田舎に行きたい」

 

『マレーシアの教育現場では「他にやりたい仕事がないから先生でもやろう」とか「特別な技能がないから先生にしかなれない」といったでもしか先生が多いと感じる』

 

と友達は言っています。日本でも似たような風潮があるのは否めません。

 

教育問題は各国に存在します。しかし、解決策は共有することができるでしょう。

 

 [上の画像をクリックして動画を再生]

 

彼女も英語で自分のブログで教育についての熱い思いを語ってます。

Metamorphosis

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このように世界各国の先生の仲間を作って困った時は国境を越えて一緒に協力して問題を解決できたらなーと思います。

 

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チリからアメリカに留学、そして先生に!

 

先月、自分が教育実習していた学校に戻りました。

 

学校で自分が教えていた生徒たちにあった時、生徒は

 

「Mr. Masaki が帰ってきた!!!」とちょっとしたお祭り騒ぎに 笑

 

でもその日の目的は、Ethnic Arts Festivalという学校の行事を宣伝することでした。

 

僕はその時に、日本の話をしたのですが、一緒に行った友達はチリ出身で、チリの国のことを紹介していました。

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今までチリ出身の友達とは話したことなく、チリについてもモアイ島のイメージしかなくてチリの紹介に僕も聞き入ってしまいました。

 

彼はチリのバルパライソという世界遺産に登録されている町の出身です。

 

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さすが世界遺産だけあって、建物が鮮やかです。

 

サンタクロースがサーフィンでやってくるという話や、子供たちの身近な話題である学校の話もしていました。

 

チリの学校は制服が私立・公立かまわずに絶対に着用義務らしいです。

 

これには、制服着用義務のない学校のアメリカの子供たちからは「えーー!」という反応が。

 

紹介しているときに「子供慣れしているな」と思ったら、案の定その友達は「先生になる」って言っていました。

 

そして、学校訪問が終わった後、チリの教育について話してくれました。

 

チリの初等教育は8年間、中等教育は4年間で大学は5年間。

 

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中等教育は私立のほうが公立より評判がよく大学は国立のほうが私立よりも評判が良いという日本の教育機関と似ています。

 

そして、 大学に入るために浪人する人も少ないようです。

 

大学に入るためには、大学入試があるみたいですが、大学側はテストのスコアと学校の成績の両方を見て決めるみたいです。

 

試験一発で、合格が決まる日本とはまた違いますね。

  

そして初等教育の後の段階で、理系・文系を決定して、その学校に特化した中等学校を選びます。

 

大学に入ると、専門科目をひたすら学ぶみたいです。

 

そして、アメリカの大学よりも忙しいと言ってました。。。

 

アメリカの大学よりも忙しいなんて、チリの大学生が日本に来たら驚愕するでしょう。笑 

 

そんな話をしてくれた彼は、今年の夏からアメリカで先生になります!

 

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アメリカで、彼の母語であるスペイン語を教えると言っていました。

 

アメリカでスペイン語は外国語扱いになるので、日本でいう英語みたいな存在です。

 

日本と似て、「外国語」を学習する意欲があまり高くないと言っていました。

 

世界共通である英語を母語とする人たちにとって、他の言語を学ぶ意欲が湧かないのは納得できますが。。。

 

そのような生徒たちに「スペイン語を好きになってもらいたい」と言っていました。

 

先生になって、何をしたいのかは人それぞれ。

 

色々な考えを持った、「将来の先生と繋がることができる」。

 

これがアメリカで教育を学ぶいいところ。

 

「将来先生としてまた会おう」と言って彼は去っていきました。

 

将来自分の生徒と彼の生徒を、国境を超えて交流させたりできたらいいなー、と思います。

 

 

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「世界で一番幸せな国」と言われるノルウェーの教育は?

 

2015年 夏 

 

「君と同じく、1年だけうちの大学に勉強しにくる子がいるよ。」

 

と言われた時、僕は新宿のゴールデン街のバーにいた。

 

こぢ

 

んまりとしたバーで僕が頼んだのは「カルーアミルク」。

 

バーの壁にはたくさんの名刺が張られており、来客が自分が来た証を残していっている。

 

昭和の面影を残すこのゴールデン街は、海外の観光客に人気である。

 

僕は、アメリカからわざわざ来てくれた教授に東京を案内していたのだった。

 

その時に、ノルウェーから1年間だけ留学する子がいるらしいと言うの初めて聞いた。

 

僕と同じくサッカー部に所属するとのこと。

 

アメリカに来て実際に話してみると、僕と同じく先生を目指しているという。

 

さらに、ホストファミリーも一緒であると判明した。

 

そんな共通点が色々多かった友達にノルウェーの教育事情について聞いてみた。

 

「そういえば、小さい町で育ったって言ってたけど町の人口何人くらい?」っていう質問から会話は始まった。

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900人だよ。」

 

っとさらって答えた彼女。

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900人??

 

今いる町の人口が8000人でも驚いたのに、900人って!!

 

ノルウェーの国の全人口を調べてみたら500万人のみ。僕の育った千葉県の人口が600万人なので、千葉県よりも少ない人口。

 

首都などは人口が多くいるが、彼女のような小さい町で育つ人も少ないと言う。

 

学校は町に1つしかなく、彼女の同級生は18人のみ。

 

小学生は1年から10年で、その後に3年間の高校があり大学も3年間で卒業できるらしい。(中学校と呼ばれるものはないらしい)

 

合計すると小中高大合わせて日本と同じ16年間だが、配分が日本とは違う。

 

約半数の人は大学に通い、他の半数の人は職業訓練校に進学して、大工や漁師、農家になるための専門的なスキルを学ぶ。

 

先生になるためには大学に通わなければいけないが、彼女の家が大学まで距離が遠いので、オンラインですべて授業を取っているらしい。

 

オンラインと言っても授業の動画を見るのではなく、Nefsisというソフトを使って授業の生ライブをパソコン越しに視聴しているみたいだ。

 

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質問があったら、その時に聞けるし、また、ディスカッションもオンラインでされるらしい。

 

「家で授業を受けることができるから便利」

 

という一方で、「オンラインの授業より生の授業のほうがやっぱり集中できる」とも言っていた。

 

「アメリカの教育とノルウェーの教育の違いって何かある?」

 

と聞いたら、

 

アメリカは子どもに対する勉強へのプレッシャーがノルウェーよりかなり大きい。

 

と言っていた。

 

「全ての人が良い大学に行かなければならないという暗黙の了解があるみたいで、それが多くの人へのプレッシャーになってるだろう」と。

 

「ノルウェーでは行きたい人が大学に行く。多くの人が、大学以外の選択肢を持っているから膨大の勉強のストレスに悩む必要がない。

 

アメリカでは、小学生の時から大量の宿題が出され、勉強のプレッシャーから自殺する子どももいる。

 

勉強も運動も、音楽も得意だったクラスのマドンナ的少女が自殺してしまった実際にあった事件がきっかけで撮影されたドキュメンタリーがある。

 

 

「良い大学に行って、良い仕事を見つけるには小学生の時から良い成績を取るしかない」という考えが蔓延っている社会。

 

これは、日本も似ているだろう。この考えが理解できる自分もいる

 

「勉強、勉強、成功、成功、お金持ち、お金持ち」という考えが蔓延している国では、ビル・ゲイツのようなスーパーリッチな人も生まれるだろう。

 

世界富豪者ランキング上位にごろごろランクインするアメリカ。

 

GDPも 世界トップに君臨するアメリカ。

 

それに比べてて、GDPを見てみると決して順位の高い位置にいるわけではないノルウェー。

 

しかし、国の幸福度で見ると常にアメリカや日本を上回って上位にランクインするノルウェー。

 

GDPで幸福度は計れない。

 

「自分は今果たして幸せなのだろうか?日本人は幸せなのだろうか?」

 

と考えてしまった。

 

先月話題になった元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカも同じ質問を問いかけていた。

 

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 「日本人は本当に幸せなのだろうか?」

 

一度ノルウェーに住んでノルウェーの価値観に浸ってみたいなーと話を聞いて思ってしまった。

 

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机と椅子がない学校 in アフガニスタン ~協力お願いします!~

 

食堂でよく一緒にご飯を食べる友達がいます。

 

その友達はアフガニスタン出身です。

 

「アフガニスタン?なんだか怖いな

 

っていうのが正直な最初の印象でした。

 

「アフガニスタン」って聞くだけで、“なんだか怖い”と思ってしまうのは、ステレオタイプや偏見が自分の中で知らない間に形成されていたということです。

 

しかし、色々話していくうちに彼は僕の最も親しい友達の一人になりました。

 

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彼はアフガニスタンで生まれましたが、1歳のときに隣国のイランに避難しました。

 

アフガニスタンでは、タリバンが国を支配していてアフガニスタンでも少数民族だった彼の家族は攻撃の対象になる危険性が大きかったからです。

 

実際に彼のおじさんはタリバンに襲撃されて殺されてしまったそうです。

 

「タリバン」なんて遠い存在と思っていたら、こんなに近な友達が被害を受けているという事実に驚きました。

 

それからは、国の治安が良くなる8才まで、イランの難民用の学校に通っていたそうです。

 

その難民用の学校の校舎には家が使われていたらしいです。学校には、机や椅子などはなく、先生も高校生たちだったらしいです。

 

小さいときの彼の夢は、「自分の国の机と椅子がある学校で勉強すること」だったと言ってました。

 

自分が小さい時は、「宿題やりたくない」などばかり考えていて、いかに自分の環境が恵まれていたかに気づかされます。

 

それから8歳の時に、アフガニスタンに戻ってから猛勉強して、国で一番の私立高校に特待生として入学。(特待生として学費を免除してもらったので学校に通えたそうです)

 

しかし、また国の情勢が悪化し家族は彼を残してイランに戻ることに。

 

親と離れた生活を高校生の時から始め、家事・掃除・洗濯・料理を自分でこなさなければいけない毎日を過ごしたみたいです。

 

その後は、オランダのUWC(ユナイデット・ワールド・カレッジ)に2年間通い、アメリカの今僕のいる大学に来ました。

 

様々な逆境を乗り越えて来た彼とは、アフガニスタン事情、中東事情から、宗教、哲学、政治という幅広いトピックについて話して、いつも刺激を受けています

 

そんな彼が、今ファンドレイジングをしています。

 

『アフガニスタンの子どもたちにより良い教育を受けさせたい』という思いから、彼は「Peace for Education」というプロジェクトを立ち上げました。

 

机と椅子がない辛さを経験した彼は、少しでも自分に何かできることはないかと考えてこのプロジェクトを始めたみたいです。

 

このプロジェクトはアフガニスタンの学校に『机と椅子を配給する』ということが目的です。

 

アフガニスタンの学校には、未だに机と椅子がない学校が多くあるみたいです。

 

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自分の通ってきた学校に机と椅子があるのは"当たり前"でした。

 

しかし彼らの学校では当たり前ではないのです。

 

冬には-15度まで冷え込みますが、その寒さでも子どもたちは地べたに座って勉強しなければいけません

 

このプロジェクトはそんな子どもたちのために、「デイビス・プロジェクト・フォー・ピース」という団体の支援の下、行われています。

 

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Projects | Projects for Peace

 

僕も、僅かですが自分の本の売り上げを全額寄付します!

 

このサイトからオンラインで簡単に寄付をすることができます!

www.gofundme.com

 

【プロジェクトプラン】

2016 7/2 アフガニスタンに帰国

2016 7/2 ~7/9 椅子を400人分購入

2016 7/9 ~7/10 学校に机と椅子を搬入

2016 7/11 ~7/23 学校で平和学習授業を実施

 

ご協力お願いします!

 

プロジェクトを立ち上げたアリ(左)・ムスタファ(右)

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彼はよく僕に

 

「図書館でいつも勉強ばっかりしていないで、もっとここでしかできないことをしなよ」と言ってきます。

 

確かに、あとアメリカ生活も3週間しかありません。

 

あと3週間の間にここでしかできないことを考えたところ、友達とできるだけ多く交流するかなと思います。

 

そこで、色んな友達と話して、その国の教育について聞く、題して「YOUの国の教育は?」と言う企画を自分でやってみようと思います。笑

 

残り3週間後悔しないように過ごします~!

 

Peace For Education のチラシ

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<このブログのアメリカ教育実習記が本になりました>
 
 

本の感想を頂きました!

 

この本の教育実習記をまとめた電子書籍

 

 【日本人は1人だけ!〜大学生のアメリカ教育実習記〜】

 

はアマゾンで絶賛発売中です!無料期間は終わってしまいましたが、107円(税込み)で購入することができます。

 

  

たくさんの方に購入していただいて、アマゾンの全ての無料カテゴリーの売り上げランキングで3位になるとこができました。

 

一時的に、夏目漱石の「我輩は猫である」と江戸川乱歩の「怪人二十面相」を抜きました!笑

 

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また本の感想を幅広い年齢層の方からもらいました。

 

アメリカの学校で日本人1人教育実習?なんだこれ?と思って購入。中身は。。すごい。これからの世界を考えるうえで重要なことが沢山書かれていた。これを20歳そこそこの大学生がやってのけたのかと思うと、日本は大丈夫だな。と思えてくる笑

「知る」だけじゃなくて「体験する」ことが大事。実際に異文化を知って、体験して、理解する。これがグローバリゼーションだ。

こんな経験をしながら成長する筆者の姿が等身大に描かれていて、じんわりと感動する本。すぐに読める軽さも魅力。無料で久しぶりに見つけた良書。おすすめ。

 

読ませる文章でするすると読み進められました。値段以上の価値があると思います。
アメリカの学校の実態に驚きながら、日本の教育制度についても改めて考えさせられます。

他国での教育実習の機会があるということなので、続編も期待しています!

 

知るより体験が大事、良い事言うわ!素晴らしい経験。教師志望の若者たちに読んで欲しいです。スワジランドの体験も是非読みたいです。

 

こういう物がかけるってすごいですね。毎日よく考えているし、楽しんでいるのがよく分かります。本題ではないけれど、中村家のご飯が懐かしいという件は、ジーンとしました。またあとでゆっくり読み返したいと思います。

 

驚きと感動でした。5年生を相手に奮闘して、広島の原爆投下や真珠湾攻撃を題材にした授業や、折り紙で手裏剣を作ったり。7時半に来て4時前に帰るって何度聞いてもいいなって私も思いました。授業受けて見たいです。

 

面白かったー。アメリカの五年生、うちの上二人が過ごしたアメリカの現地学校、思い出しました。10年以上前で、iPadのあの字もなく、全く違ったと思いますが、中村先生の授業、受けさせたかったです。学校のランチは、ハンバーガーはめったになく、マカロニチーズか、何の具もないホットドッグ、たまにピザだと子どもたちは大喜びですが、ノンヘルシーの高い(3-4ドル?)ランチに日本人の親はお弁当を持たせてました。アメリカと日本の教育、各々にいいところもあり、どちらがいいとは一概にはいえないと思いますが、その両方を体験して、これからの教育の在り方を模索しようとして素晴らしい❗応援してます。 

 

ブログから気になってこちらでも読むことにしました。問題点にも触れていらっしゃるので、

ただのアメリカ教育礼讃ではないところに、教育書として信用できると感じました。

  

同じように息子を育てている親としては、こんなに素直で前向きな息子に育つなんて本当には理想だなとおもいました!私、いまパートでちびっ子の勉強みてるのだけど、そんな私にも参考になることがたくさんありました。

 

この本、今月の暫定ナンバー1。この本に会え満足。自分の活動を重ねたり初心に返って反省させてもらえたりした。

 

とても素敵な手記でした。「アメリカの子供たちとの交流」や「アメリカと日本の教育制度の違いと考察」など、出来事の一つ一つがきらきらしていて、今の私には少し眩しかったです。

 

面白かった!!
色々学んでるみたいで私も負けてられないなと思いました(笑)ハートフル!

 

面白ハンターでも面白く紹介してもらいました。

www.yamamototetsu.com

 

ここには載せられなかったですけどものすごく長文で感想送ってくれたり、わざわざ電話で感想いってくれた友達もいて感謝です。

 

これからも頑張ります!

このブログが本になりました!!

 

お知らせです!!

 

今年の1月に行った教育実習がちょっとした話題になり、なんとアマゾンで電子書籍を出版することになりました!

 

本の内容は基本的にこのブログの教育実習編と同じですが、この本ではより主観的に自分の体験について書いています。なので、自分の心情や、意図、感情などをより多く盛り込みました。

 

本の最後には重要なお知らせもあります!!!

 

そして、

4月20日の17時から4月22日の16時59分までの2日間無料セールやっています!

 

 

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タイトル:【日本人は1人だけ!〜大学生のアメリカ教育実習記〜】
著者:中村柾

 

本を無料で買う: 

 

 

 (無料期間は終了いたしました)

 

Kindleを持っていない方も、簡単に無料でkindleアプリをダウンロードしてパソコンで読めます!!!
詳しくはこちらから→https://www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/kcp-landing-page

 

 

また、早速本を紹介していただきました!

www.yamamototetsu.com

 

本の感想も頂きました!

 

kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp

 

 

<本にはない教育実習番外編>

 

kyouikuwoamerikade.hatenadiary.jp

  

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<教育実習のブログ記事一覧>

 本とブログを読み比べしてみるのもおもしろいかもしれません

 

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コーヒーをひたすら飲み続けた結果

 

先学期から、コーヒーをよく飲むようになりました。

 

部活と課題漬けの毎日。(高校生みたい)

 

毎日図書館に篭って、徹夜することもしばしばあり。

 

練習後、疲れた体から目を覚ますためにコーヒーを飲んでました。

 

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そしたら、朝も眠いことに気づき、朝もコーヒーを飲み始めました。

 

しばらくして、昼食後も眠くなると感じ、昼食後もコーヒーを飲み始めました。

 

もちろん授業中にも寝るわけにはいけませんので、授業中にもコーヒーは常備です。

 

幸運なことに、食堂でコーヒーが無料でゲットできます。

 

毎日、大学で買った水筒にコーヒーを入れて飲み続けました。

 

基本的に1日3回(カップではなく水筒約750ml)、多いときは夜にコーヒーショップで4杯目のコーヒーを買うこともありました。

 

コーヒーを飲み続けると体が麻痺してくるのか、遂にはコーヒーの効き目がなくなり、コーヒーをいつ飲んでも結局眠くなります。

 

でもコーヒーを飲み続けていました。

 

水を飲むようにコーヒーを飲んでいました。

(こう書くとけっこう中毒に聞こえますね)

 

なので、毎日のコーヒーの微妙な味の違いや、食堂とコーヒーショップのコーヒーの味の違いなどもわかるようになりました。

 

 

 

 

先日、予防注射を打ちに学校の保健所に行きました。

 

運動もし、いっぱい食べ、睡眠は少し不足気味かもしれませんが、お酒も全く飲むこともなく、まあまあ健康。

 

しかし、血圧を測った途端ナースの顔が曇りました。

 

こんな数字出るはずがない。もう一回測り直す

 

というのです。

 

数字を覗き込んでみると、

 

「155/105」

 

この数字の持つ意味がわからず、すかさず検索。

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I度高血圧みたいです。。。

 

大学生にして「高血圧」診断。。。

 

 「カフェインと血圧」の相関関係はいろいろな説があり、「カフェインを飲んでも血圧はあがらない」という研究もあるみたいです。

 

しかし、他の血圧が上がる要素(食塩のとりすぎ、肥満、アルコールなど)はあてはまらないため、カフェインが原因ではないかと考えています。(親も高血圧気味なので遺伝の要素もあると思いますが)

 

また、カフェインを飲むと、「血圧は一時的に上がる」というのはどの研究も一致していて、カフェインを継続して飲んでいると血圧は上がったままになるだろうと推測がつきます。

 

 

 

「日本に戻ったら病院に行って調べたほうがいいですよ。」との看護師からの宣告。

 

 

「はい。。。。」

 

 

 

 

 

 

 

 

コーヒー飲むの止めます。

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あなたのコーヒー中毒度は?

 

PS1:コーヒー中毒ではないと信じています。なぜならコーヒーを飲むのを止めても、それによる禁断症状が全くでなく、スパッと止めることができたからです。

 

PS2:コーヒー豆の原産地で有名なブラジル出身の友達は、「こんなのコーヒーではない!」とアメリカンコーヒーを罵倒していました。

 

<このブログのアメリカ教育実習記が本になりました>